病院 ページ20
『…どこだここ』
俺は生きてるのか
助かったのか
体痛くて起きられないけど
ガラッと扉が開けられる
「A?」
『…きょ…じゅ、ろ』
花を持った煉獄は驚きのあまり花束を落とし目を大きく見開いた
『ど…して』
「看護師さん!!!!!」
あまりの大きな声に頭の奥まで響く
『うっっっさ』
「Aが起きた!!!!」
「ちょ、お静かに!先生呼んできますので…」
「すまない!!!よろしく頼む!!!」
俺は
帰ってきたみたいだ
•••
それから体の傷の具合や心のケア、等の診断を受けながら俺はかなり冷静だった
あの後母は自ら警察に出頭したらしい
今度は未遂だったからそこまで重くはならないみたいだけど当分はまた出てこれないらしい
『そうですか』
「傷は問題ありませんが…心の方は」
『俺は大丈夫です。』
俺は、大丈夫
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時雨 - 完結おめでとうございます。そして…素敵な作品を作って下さったこと心より感謝申し上げます。本当にありがとう! (2021年8月21日 22時) (レス) id: 3067d420d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:テララ | 作成日時:2021年7月1日 2時