雨の生き様【煉獄杏寿郎】現代編 最終章

一緒に ページ16

あぁ、またあの感覚だ。


冷たくなっていく

体が動かなくなっていく



夏祭りやプール、宿題もしないといけないのに




何一つ約束を守れてないし



煉獄先生にもしっかり話をしてない


千寿郎くんとも、炭治郎、善逸、伊之助




ごめん







【こっちにおいで…最後に話をしよう】




うわ、なにこれ

走馬灯？






ほんとに見るんだこれ、迷信だと思ってた






【千寿郎には…自分の道を進むように…ち…槇寿郎さんには…体に気をつけるように…他の、鬼殺隊士や柱の皆には…鬼を少しでも多く倒し

早く平和な世が訪れるように…】





【謝罪をするくらいなら俺と一緒に家へ帰れっ
千寿郎が待っているんだ！俺だって！

何故かばったっ！】




は？







【心を燃やせ】




俺の名は雨宮A




雨柱




煉獄A



それが俺だ






「A！！！！」




ごめんな、杏寿郎

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