探せ ページ12
「何しに来た杏寿郎」
「猗窩座、いや、狛治。君の力が必要なんだ」
「…」
「力を貸してくれ、頼む。」
•••
『ゼェ…ゼェ』
「あら、起きたの、おはよう。」
切り傷が痛い。夏なはずなのに体がすごく冷えている
ビリッと電気ショックが体の自由を奪う
「無謀な考えはあなたの空っぽな頭はなくしてくれたかしら?」
『う”…っ』
「一緒にご飯食べましょ」
カチカチのおにぎり1つ
昔小さい頃に1個だけ作ってくれたことがある
【炭治郎のおにぎり最高だぜ?】
【米は火加減】
【それもよこせや】
『っ…』
「あら、せっかく心を込めて作ったのに。酷いわ」
『あ”ぁあ!?』
体中に取り付け付けられたコードは酷く電気を流し体に熱を送る
『が…は』
「一緒に食べましょ」
【一緒に食べよう】
『…ヒュッ』
「やっぱり、美味しい!、ほら、食べて」
口に無理矢理ねじ込まれるおにぎりは
『ぅ…』
悲しかった
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時雨 - 完結おめでとうございます。そして…素敵な作品を作って下さったこと心より感謝申し上げます。本当にありがとう! (2021年8月21日 22時) (レス) id: 3067d420d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:テララ | 作成日時:2021年7月1日 2時