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無限列車 ページ32

「うむ!そういうことか!
だが知らん!ヒノカミ神楽という言葉も初耳だ!
君の父がやっていた神楽が戦いに応用できたのは実にめでたいがこの話はこれでお終いだな!!」

「えっ!?ちょっ…もう少し」


ヒノカミ神楽…


始まりの呼吸の剣士が使っていた呼吸だ。
やっぱりこいつだったんだ

「俺の継子になるといい!面倒見てやろう!」

「待ってくださいそしてどこ見てるんですか!?」






『呼吸と言うのは成り立ちやものによっては歴史が古い』

「歴史?」


「炎と水の剣士はどの時代でも必ず柱に入っていた
炎、水、風、岩、雷が基本の呼吸法だ」

「Aさんの雨の呼吸って」

『水の派生だ』


へーと頷く炭治郎達


「溝口少年!君の刀は何色だ!」

「俺は竈門ですよ、色は黒です」

「黒刀かそれはきついな!」


『黒刀の剣士が柱になるのはあまり見ないしどの系統を極めるのかも難しい。』

「そ、そうなんですか…でもAさんの刀の色は黒じゃ…」

『俺の刀の色は青みがかっていて完全な黒では無い
お前は漆黒だろ?その差だ』

「なる…ほど、細かいんですね」


ガタンッと列車が動き始める



「俺のところで鍛えてあげよう!もう安心だ!」

「「(面倒見のいい人だな…)」」






「うぉぉお!!すげぇすげぇ!速ぇぇえ!!」


体は窓縁を乗り上げ半分外に出ながらテンションが飛んでもなく高い伊之助に善逸が呆れながらもそれ以上外に出ないように留める


「俺外出て走るからどっちが早いか競走する!」

「馬鹿にも程があるだろ!!」


「危険だぞ!いつ鬼が出てくるか分からないんだ!」


その言葉に青ざめる善逸



「嘘でしょ!?鬼出るんですかこの汽車!」

「出る!」

「出んのかい!いやぁぁぁあ!!」


「短期間のうちにこの汽車で四十人以上の人が行方不明となっている!
数名と剣士を送り込んだが全員消息を絶った
だから柱である俺が来た!」

「なるほどね!!だから2人も柱がいんのね!?
降ります!」


「そうなんですか?」

『…あぁ』




ガタンッ


ガタンッ




「切符…拝見…致します」




「何ですか?」


「車掌さんが切符を確認して切込みを入れてくれるんだ」

「おりるぅぅう!」



パチンッパチンッ



「切符を…拝見…」

『…』



パチンッ



「(なんだろう…嫌な匂いがする…)」



『…いるな』




パチンッ





「…拝見しました」

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ゆず@yuzu - テララさん» 更新頑張ってください!現代編とかもう絶対面白い! (2021年1月3日 14時) (レス) id: 85e74b7017 (このIDを非表示/違反報告)
テララ(プロフ) - ゆず@yuzuさん» もう少し続きます!現代編も是非! (2021年1月2日 12時) (レス) id: 6f93d0d76b (このIDを非表示/違反報告)
ゆず@yuzu - 現代編!!!!!!まって気になる!!!!!! (2021年1月2日 10時) (レス) id: 85e74b7017 (このIDを非表示/違反報告)
テララ(プロフ) - うる。さん» こんにちは!とても嬉しいです!続編もあるので是非ご覧になってください! (2021年1月2日 0時) (レス) id: 6f93d0d76b (このIDを非表示/違反報告)
うる。(プロフ) - はじめまして。とても楽しく読ませていただいています!応援しています(^^) (2021年1月1日 4時) (レス) id: c6a0500e78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:テララ | 作成日時:2020年12月5日 18時

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