無限列車 ページ34
太陽が登り始める
寒い
『…は』
目の前には何故か生家
何故俺はここにいる
父上に報告か?
いや、それはこの間済ましたはず…
「あ!今お帰りですか?」
『っは』
何故千寿郎が目の前にいる
「お疲れ様です!お食事できてますよ!兄上!」
『っ…』
今だけは…
今だけでいいんだ
「あに…うえ?」
またその名を呼んでくれるんだな
『ふっ…ぅ』
抱きしめさせてくれ
__________
_____
__
「急にお泣きになられたので驚きましたよ」
『すまない』
「疲れているのかもな、さっさと湯浴みを済ませて休め」
『はい…そうします』
目の前で箸に手をつけながらこちらに笑いかける弟と父
温かなご飯、風呂、そして布団
居心地がいい
『あ、の…』
「なんですか?」
『あいつ、いないのか?』
「誰のことを言っている?」
『え…杏寿郎…だけど』
「?」
「誰だ…それは?」
あぁ…この夢は
俺が1番恐れた夢だ
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ゆず@yuzu - テララさん» 更新頑張ってください!現代編とかもう絶対面白い! (2021年1月3日 14時) (レス) id: 85e74b7017 (このIDを非表示/違反報告)
テララ(プロフ) - ゆず@yuzuさん» もう少し続きます!現代編も是非! (2021年1月2日 12時) (レス) id: 6f93d0d76b (このIDを非表示/違反報告)
ゆず@yuzu - 現代編!!!!!!まって気になる!!!!!! (2021年1月2日 10時) (レス) id: 85e74b7017 (このIDを非表示/違反報告)
テララ(プロフ) - うる。さん» こんにちは!とても嬉しいです!続編もあるので是非ご覧になってください! (2021年1月2日 0時) (レス) id: 6f93d0d76b (このIDを非表示/違反報告)
うる。(プロフ) - はじめまして。とても楽しく読ませていただいています!応援しています(^^) (2021年1月1日 4時) (レス) id: c6a0500e78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:テララ | 作成日時:2020年12月5日 18時