爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話Part5 (ページ6)

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笑えページ6

『先代…継承者？』

オールマイトの個性は引き継がれているもの？

それって

「貴様の穢れた口で…お師匠の名を出すな…！」

「理想ばかりが先行しまるで実力の伴わない女だった…！
ワンフォーオール生みの親として恥ずかしくなったよ。実にみっともない死に様だった

どこから話そうか…」

一緒だ

ドゥ…

オールマイトは再び空中に放り出されグラントリノが空中から実況していたヘリコプターにぶつからないように受け止めると時点に降り立つ

Aは動けなかった

色々なことを考え思考がグルグルと回っている

オールマイトの個性

ワンフォーオール

受け継がれるもの

オールフォーワンから産まれた個性

奪取の個性との関係性

師匠…

悪夢のような光景

半壊滅状態となった街

今回もオールマイトが何とかするっしょ

だってオールマイトは強いもん

負けないの想像つかないし

ヒーローが何とかしてくれる

こういう時こそのヒーローだもん

自分じゃ無理だからあいつにやらせよう

諦めよう

どうせ何とかなるんでしょ？

誰か

誰か

誰か

『…』

たくさんの声が聞こえる

個性の制御が出来ないから広範囲に広がってしまってるんだ

うるさいなぁ

「弔がせっせと崩してきたヒーローへの信頼
決定打を僕が打ってしまってよいものか

でもねオールマイト、君が僕を憎むように僕も君が憎いんだぜ？」

何を言っているんだこいつは

「僕は君の、君達の師を殺したが、君達も僕の築き上げてきたものを奪っただろう？

だから君達には可能な限り醜く酷たらしい死を迎えて欲しいんだ！」

オールフォーワンの腕が大きく膨れ上がった

『オールマイト！！』

「でけえの来るぞ！避けて反撃を…」

「避けて良いのか？」

『(人が…)』

誰か誰かって

いつも自分ではなく人は誰かを求める

それは自分では無理だから

めんどくさいから、やりたくないから

確かに苦しいことばかりだ

だけど私は

「おい！！逃げろ！」

「A少女！！」

「君が守ってきたものを奪う」

私は

その誰かになりたんだ

「惨めな姿を世間に晒せ

平和の象徴」

そこで私の意識は途切れた

微かに聞こえてくる声だけが頭に鮮明に覚えている

【どんだけ恐くても自分は大丈夫だって笑うんだ
世の中笑っている奴がいるよ1番強いからな】

勝って

勝てや

「「オールマイト！！！」」