爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話Part5 (ページ27)

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入れ寮ページ27

「とりあえす1年A組、無事にまた集まれて何よりだ」

「みんな許可降りたんだな」

「私は苦戦したよ…」

「フツーそうだよね…」

「2人はガスで直接被害にあったもんね」

「無事に集まれたのは先生もよ、会見を見た時はいなくなってしまうのかと思って悲しかったの」

「俺もびっくりさまぁ。色々あんだろうよ」

ここにいる全員が様々な思いでまた集まる事が出来たが、いい事反面悪いこともあった

「これから寮について軽く説明するがその前に一つ

当面は合宿でとる予定だった仮免取得に向けて動いていく、大事な話だ

轟、切島、緑谷、八百万、飯田

この5人はあの晩あの場所へ二人の救出に赴いた」

「え…」

『…』

「その様子だと行く素振りは皆も把握していた訳だ色々棚上げした上で言わせてもらうよ

オールマイトの引退がなけりゃ俺は爆豪、轟A、耳郎、葉隠以外全員除籍処分にしている」

「っ」

「行った5人はもちろん把握しながら止められなかった12人も理由はどうあれ俺たちの信頼を裏切った事には変わりない

正規の手続きを踏み正規の活躍をして信頼を取り戻してくれるとありがたい

以上！さっ！中に入るぞ元気に行こう」

「「(いや待って…行けないです)」」

事実は事実、重苦しい空気の中爆豪は舌打ちを落とし上鳴の胸ぐらを掴む

「来い」

「え？何、やだ」

バチバチッ

「うぇ～い」

「バフォッ」

アホになった上鳴が茂みから出てくると一気に笑いが起こる
そのまま同じく茂みから出てきた爆豪は切島の元へ向かう

「切島」

差し出されたのは暗視ゴーグルと同じ金額の札束

「怖っ何！カツアゲ！？」

「違ぇ」

『高かったんでしょ？』

「あ…え、なんで知って」

「いつまでもしみったれるとこっちも気分悪ぃんだ

いつもみたいに馬鹿晒せ」

それは爆豪なりの感謝だった、半分ずつAと金額を割り渡す約束をしていた

「うぇい？ウェイウェイ…！？」

「だめ…ウチ、この上鳴…ツボッフォ！！」

「…悪ぃな」

「(茶番…も時には必要か…)」

「皆すまねぇ！詫びにも何ねぇけど今夜はこの金で焼肉だ！」

「うぇーい！」

「マジか！」

「はーーひーーっ！」