爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話Part5 (ページ4)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:62,940 hit

もう負けたくないページ4

ビリッ

来ているシャツを破り赤く染った片目にまきつける
白い色はじわじわと染めあげて言った

『イメージ…重力…圧』

「うぉあ！？」

「ぐぅ！」

「お、おもい…！」

爆豪の方へ向かおうとしていたスピナー達を重力で押し潰し底にグラントリノが駆けつけ1発ずつ蹴りを入れると3人は気絶した

「お前さん、その傷」

『大丈夫です。目はそもそも見えずらくなっていたので』

「そういう問題でない！さっさとここから離脱せんか！」

『そういう訳にも行かないんですよ…』

こちらをニヤリと睨みつけるオールフォーワン

『ガチで殺されにかかるんで』

ドゴォ

地面にクレーターができる瞬間上へ跳躍しオールフォーワンに向かって拳を構える

『体強化…エンチェント…からのぉ！』

「甘い」

オールフォーワンは軽々と拳を止めるとAは体を回転させ直ぐに体制を整える

『雷！』

親指を下に落とすような手の動作

大きな稲妻が降り注ぐ

『ベクトルダウン！チェンジ…氷結！』

次々と個性を出しまくりオールフォーワンに個性を使わせる間を与えない

「無茶だA少女！」

『ひれ伏せ！！』

地面の形を変えオールフォーワンを縛り上げそのままコンクリートで閉じ込める

『がはっ…ふぅふぅ…』

喉が痛み口から血が出ると地面に付着した
直ぐにオールマイトが駆けつけて背中を摩ってくれる

「君は逃げなさい…わたしは大丈夫だから」

『っいやです』

「君の気持ちも分かる！だが君のお師匠は無理を望んでない」

『…師匠のこと…知ってるんですか』

「…」

『オールマイト…？』

「私の先代がね…」

『ぇ…』

ズドォ！！！

「ぐっ！」

『う”！？』

「そういう話は後にしないかい？随分余裕だね」

コンクリートを砕き地上に降り立つオールフォーワン

『バケモンがっ』

「口が悪いね」

また見えない壁に吹き飛ばされた

「A少女！！」

『う”ぅ…あ”』

身体中の骨が軋む

【頑張ろうな】

頑張る

立ち上がれ

『もう、負けない』

身体が熱い