爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話Part5 (ページ12)

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その後ページ12

一夜明け

世間は騒然としていた。

神野区半壊滅

死者重軽傷者多数

No.4ヒーローベストジーニストの長期活動停止

ラグドールの個性使用不可による活動見合せ

オールマイトの平和の象徴の引退

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あのあと、デク達は轟達と合流し爆豪を警察に送り届けた

とても静かだった

そして半日をかけ家路を辿る

その場の全員がAの安否を心配しテレビ報道では保護されたとキャスターが言っていた。

その先どうなるのか
彼らの行動は本当にあれでよかったのか

後悔と不安だけが残った

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「そう…ですか、はい。よろしくお願い致します」

携帯を閉じ爆豪光己は溜息をつきソファーに座り込む

その様子を心配そうにみる勝

「病院はなんだって…？」

「今は面会できないんだって…集中治療室に入っているみたいで…轟さんの所も断られたみたいで」

電話の相手はAが運ばれた警察病院

1度攫われ敵に狙われたAは一般の病院ではなく警察が管理している警察病院に運び込まれ集中治療室から出られない程の状態らしい

それは戸籍で轟に入っていた轟家も連絡していたらしく面会は許されなかった

「そっか…」

「私たちに出来ることは今…何も無いってっ」

涙ぐみながら携帯を持った拳を強く握り締め、勝は光己の肩を抱き手をゆっくりと添える

「…」

その様子を爆豪は影からこっそりと見ていた

今後の雄英の判断

それは

全寮制という形を取り生徒を守ることだった