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「うひゃあ！？」
『もしくはこの一輪も花が鮮やかに咲き誇っている。これも悪くない。』
「お、おおおお前誰だよ！」
『私の事なんていいの。牡丹を摘みに来たんでしょ？』
「お、おう……」
『はい』
白い少女は一輪摘みパイモンに渡す
「ありがとうな。お前はここで何やってるんだ？」
『ここが私の住居よ』
「うぇ！？こんな寒いとこに住んでるのか！？風邪ひくぞ…」
『わたしは凡人とは違いそこまで軟弱ではない』
「うわ、既視感」
『それが目的なら事は済んだようね。さようなら』
「あ！おい！ちょっと待てよ！」
パイモンは白い少女を留める
「オイラ1人じゃないんだ！仲間と来てて。もしよかったらこの牡丹をくれたお礼に一緒に璃月でご飯食べないか？」
『いや、わたしは』
「あ、自己紹介まだだったよな。オイラはパイモンだ！
お前は？」
『…名前は』
その時だった
「パイモン！！」
「へ？」
ドガッ
足元の雪が宙を舞う
それほどの風元素の攻撃とそれを防ぐ氷元素が散る
「し、魈！？何してんだよ！」
風元素で少し吹き飛ばされたパイモンはその様子に驚きを隠せなかった。
普段魔を滅する為に動く魈が人に刃を向けるなんて初めて見たのだから
「貴様っ」
『…』
白い少女何も灯していない冷たい瞳を相手にぶつけ魈の攻撃を自身の槍で防いでいた。
金属通しがぶつかり合いキリキリッと耳を痛ませる音を鳴らすがそれはやまなかった
「なぜ貴様がここにいるっ」
『それはこっちの台詞よ。ここは私の私有地
入り込んだのは貴方』
「貴様の私有地？ふざけるのも大概にしろ」
ガキッと槍通しが離れる
「貴様の居場所がここにある訳なかろう。即刻璃月から立ち去るといい」
『断る』
「っ、貴様が帝君と璃月を裏切ってから貴様は一体どこにいた。姿を眩ませ逃げ逢瀬た貴様は何故まだここに留まっているっ
ふざけるな」
『……あなたに関係の無いことだ』
「ならば……ここで息の根を止めてやろう」
『やれるものなら』
「おいおいおい！」
「ストップ！！」
間にパイモンと空が入る
「退け旅人、お前が止めるようなことは無い。
こいつは死して当然の輩だ」
「こいつがなにしたっていうんだよ！」
「こいつは……
璃月を裏切り。帝君を殺そうとした」
その真剣な黄金の瞳は真っ直ぐに空の瞳を貫いた
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弓月有無％(プロフ) - 初コメ失礼致します！！題名に惹かれ拝見させて頂いたのですが思っていたよりもずっと良い物語でした。言い回しなど凄く雰囲気に合ってて迚もささりました。続編も続けて読ませて頂きます！ (2月23日 13時) (
レス) @page50 id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)
雪影(プロフ) - 初コメ失礼します！素敵な小説すぎて読み始めたら最新話まで読み終わってしまいました！（汗）文字を書くというのは非常に大変だし、書き回しだったり、この先のストーリーを考えるのも難しいと思いますが、応援しております！！焦らずゆっくりと頑張ってください！！ (12月15日 19時) (レス) id: f13a0934b6 (このIDを非表示/違反報告)
チランジア(プロフ) - 初コメ失礼します…本当に毎日貴方様の更新で生きながらえてます😭🙏お体に気をつけながら頑張ってください💖💖 (12月9日 2時) (レス) id: 7d433c448b (このIDを非表示/違反報告)
書籍姫(プロフ) - わぁぁぁ…心がくるし…ィ(遺言) めちゃくちゃ書き方とか、言い回しとか好きです。魈くん推しなので余計にありがたい…ほんと、応援させて頂きます！！ (12月5日 20時) (レス) @page13 id: e3ea7725f8 (このIDを非表示/違反報告)
みるくここあ(プロフ) - 初コメ失礼します！とても自分好みの小説でして…すごく嬉しいです🥹✨続き楽しみにしていますっ！ (12月5日 1時) (レス) @page13 id: 4db17488dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テララ | 作成日時：2023年11月29日 21時
