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Aは落ち着きを取り戻しすぐさま額を床に着け綺麗に腰を曲げる
『大変失礼を働きました』
少し耳を赤くし頭を垂れる姿に空はワタワタと慌て始める
「頭を上げろ。そう畏まることは無い。それにお前も知っての通り俺はもう神ではなく唯の璃月の民だ、俺の事は鍾離と呼べ」
『しょっ！……てい……鍾離様』
「うむ、徐々に慣れてくれ」
頭を上げ少し悩んだ挙句渋々と鍾離の名前を出した
「A。俺は君に話があっできたんだ」
『話？……私とお前になにか共通点は合っただろうか』
「その…はっきり言うと君の過去について調べたんだ」
『……ほう』
少し間を開け薄く目を見開いたが直ぐに空を睨みつけるように見る、警戒を怠らないように
「君が周りの人や仙人から何故あまりいいように思われてないのか。何故歴史上で君は罪を犯したのか……そしてあの魈の怒り
君のその傷の治りが遅い理由」
『……鍾離様』
「俺は何も言っていない。お前との契約で他言無用としたからな、全てこいつらの成果だ」
『っ余計な事をしでかす』
「……魈の為なんでしょ？」
蒼い瞳を射抜く
動揺を見せては行けない、悟られてはならない
『何を言うか、これは私個人でやった事。金鵬は関係ない』
「あるよ」
『否、それ以上の発言は赦さない』
「君と魈は”ある魔人”の支配に囚われた」
『黙れ』
「魈を救う為に自らを犠牲にしたんだ」
『黙れ！』
空の胸ぐらを掴み床に叩きつける、空は口から空気が出て咳き込むがその細い腕を掴み口を閉じなかった。
「自己犠牲なんて何も生まないっ…死ぬなんて間違ってる！！」
『貴様に何がわかるっ巫山戯たことを抜かすのも大概にしろ！』
「その治らない傷も、身体を蝕むように流れる業障の量も……
このままだと本当に危険なんだ！」
『貴様には関係の無いことだ。頼むから……黙ってくれ』
身体から完治しきれない傷口から血が滲み服を汚し床に垂れる
「A、それ以上は」
『っ』
「何の話しをしている」
「！」
『っ！？』
あぁ。まずい
「どういう意味だ、応えろ」
「魈！それにパイモン！？」
「え、え？どういう状況だこれ…鍾離？」
「お前たち…」
心臓が激しくのたうち回る
焦燥感が押し寄せる
汗が吹きでている
『…騒がしくしました……申し訳ございません』
「待て！」
Aは姿を消した。その場には小さな雪の結晶飲みが残されていた
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弓月有無％(プロフ) - 初コメ失礼致します！！題名に惹かれ拝見させて頂いたのですが思っていたよりもずっと良い物語でした。言い回しなど凄く雰囲気に合ってて迚もささりました。続編も続けて読ませて頂きます！ (2月23日 13時) (
レス) @page50 id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)
雪影(プロフ) - 初コメ失礼します！素敵な小説すぎて読み始めたら最新話まで読み終わってしまいました！（汗）文字を書くというのは非常に大変だし、書き回しだったり、この先のストーリーを考えるのも難しいと思いますが、応援しております！！焦らずゆっくりと頑張ってください！！ (12月15日 19時) (レス) id: f13a0934b6 (このIDを非表示/違反報告)
チランジア(プロフ) - 初コメ失礼します…本当に毎日貴方様の更新で生きながらえてます😭🙏お体に気をつけながら頑張ってください💖💖 (12月9日 2時) (レス) id: 7d433c448b (このIDを非表示/違反報告)
書籍姫(プロフ) - わぁぁぁ…心がくるし…ィ(遺言) めちゃくちゃ書き方とか、言い回しとか好きです。魈くん推しなので余計にありがたい…ほんと、応援させて頂きます！！ (12月5日 20時) (レス) @page13 id: e3ea7725f8 (このIDを非表示/違反報告)
みるくここあ(プロフ) - 初コメ失礼します！とても自分好みの小説でして…すごく嬉しいです🥹✨続き楽しみにしていますっ！ (12月5日 1時) (レス) @page13 id: 4db17488dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テララ | 作成日時：2023年11月29日 21時
