爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話Part4 (ページ20)

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AM 5:30 ページ20

「おはよう諸君」

「「ボーッ」」

ねっっむい

「本日から本格的に強化合宿を始める。
今合宿の目的は全員の強化及びそれによる仮免取得

具体的になりつつある敵意に立ち向かうための準備だ
心して望むように」

【次会う時は殺すと決めた時だろうから】

『(あいつの顔と声が頭からこべり着いて離れない)』

「という訳で爆豪、こいつを投げてみろ」

「これ…体力テストの…」

相澤から投げれたのは1年次初期、体力テストで使ったボール

「前回、入学直後の記録は705.3m、どんだけ伸びてるかな」

「おお！成長具合か！」

「この3ヶ月色々濃かったからなぁ…1キロとか行くんじゃねぇの！？」

「いったれバクゴー！」

爆豪は腕をぐるぐると回し始める

「んじゃ、よっこら…くたばれ！！」

くたばれ…

爆風に乗せて空高く投げられたボールは直ぐに見えなくなり相澤の手元の計測器の音が鳴る

「709.6m」

「あれ…？思ったより」

「約3ヶ月間、様々な経験を経て確かに君らは成長している

だが、それとあくまで精神面や技術面、あとは多少の体力的な成長がメインで個性そのものは今見た通り、そこまで成長していない」

訓練やUSJ事件、体育祭にインターン、ヒーロー殺し
オールマイトとの期末試験

『(たしかに…体力は着いた…けど個性に関しては何も変わっていない。)』

「今日から君らの個性を伸ばす

死ぬほどキツイがくれぐれも

死なないように_____」