爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話Part4 (ページ16)

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ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツページ16

「1時間後に1回止まる、そのあとしばらく…」

相澤がこれからの説明に入る途中で口が止まった

「音楽流そぜ！夏っぽいの！チューブだチューブ！」

「バッカ夏といやキャロルの夏の終わりだぜ」

「終わるのかよ」

「ポッキーちょうだい！」

「しりとりの…り！」

「席は立つべからず！べからずなんだ皆！」

「A大丈夫か？」

『ん…酔い止めでまだなんとか…首冷やして』

「任せろ」

「触ってんじゃねぇ！！」

「かっちゃん…」

「(まぁいいか…)」

わいわいできるのも今のうちだけだ

1時間後_________

休憩のためバスが一旦止まり外へ出るとそこは辺り一面森と山の大自然の中だった

「ん～」

『なんとか吐かなかった…』

「おしっこ…おしっこ…トイレ」

『あれ…』

B組居なくましてやパーキングエリアでもなくここに止まったからには何かあるのだろうと静かに考える

「よーうイレイザー！！」

「ご無沙汰してます」

突然現れた人物に静かにお辞儀をする相澤

「煌めく眼でロックオン！」

「キュートにキャットにスティンガー！」

「「ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ！」」

「今回お世話になるプロヒーロープッシーキャッツの皆さんだ」

「連盟事務所を構える4名一チームのヒーロー集団！山岳救助等を得意とするベテランチームだよ！
キャリアは今年で12年にもなる…」

「心は18！」

「ここら一体は所有地なんだけどね、あんたらの宿泊施設はあの山のふもとね」

「遠っ！」

「え…？じゃあなんでこんな半端なとこに…」

汗が垂れるのがわかった
暑いとかそういうんじゃない

「バス…戻ろうか…な？はやく…」

「今はAM:9:30…早ければ12時前後かしら」

「ダメだ…おい…」

「戻ろう！」

「バスに戻れ早く！」

「12時までに辿り着けなかったキティはお昼抜きね」

「悪いね諸君」

バスに戻る面々、間に合うはずがない

「合宿はもう始まっている」

地面が歪みその土はA組一同を飲み込むと下の森へと落下させる

『あっぶな～』

「た、助かった…ありがと」

『いえいえ』

個性で近くを落ちていた耳郎に個性をかけてゆっくりと地面に降り立つ、他の皆も大丈夫だったみたいだ

「私有地につき個性の使用は自由だよ！
今から3時間！自分の足で施設までおいでませ！

この、魔獣の森をぬけて！」

『さすが雄英…』

やることが派手だ