132。現実逃避 ページ33
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その後、私の海馬は一切の仕事を放棄していた。
目覚めた時、私が寝ていたのはこたろーのベッドの上。そして、私の目の前にはそーまくんの顔が……
A「……えっ。」
とりあえず自分が服を着ているのか確認。そして一安心。良かった、とりあえず命は救われた。
花江「なーに確認してんの(笑)」
A「げっ……なんで起きてんの。寝てろよKY。」
花江「いやぁ、目が冴えちゃって。それより何、襲われたかと思った？？(笑)」
A「いや、襲ったかと思った。」
花江「どっちにしろ面白い(笑)」
なっちゃんと話していると目が覚めちゃったので、お茶を入れようとキッチンに立つ。こたろーの家には何度もお邪魔してるからかってはある程度分かる。
花江「そいえば昨日のこと覚えてる？」
A「それがさっぱり、記憶飛んだ。」
花江「どこまで覚えてる？」
A「んー……。」
確か江口さんに叩き起されて、大輝くんとそーまくんに飲まされて……だんだん思い出してきた……。
A「…………ねえなっちゃん。」
花江「なにー？」
A「……私さ、何か変なことしてなかった？」
花江「変なことって？いつもでしょ。」
A「違う違う、何かその…んー。」
花江「梅ちゃんのこと裕一郎って呼んだとか？」
A「とか…。」
花江「これから梅原じゃなくて梅ちゃんとか裕一郎とかって呼ぶように約束したとか？」
A「とか………は？」
花江「ん？」
A「それ、例えばの話だよね？」
花江「実話だよ？証拠として録音もしておいたからね、言い逃れは出来ません！！」
詰んだ。
梅原「んー…………うっさい。」
花江「あ、起きた。」
A「……。」
斉藤「……今何時ですか〜。」
花江「9時だよ。」
斉藤「ありがとうございま…………ふぅ…。」
花江「二人共二度寝(笑)」
A「なっちゃん。」
花江「ん？」
A「お邪魔しました。」
花江「帰るの！？」
あいつを置いて一旦帰宅。
入浴、洗濯を済ませて、ベッドにDIVE。
とりあえず一旦時間を頂戴。なっちゃんから会話の録音が送られてきてるけど今聞いたら潰れる、心が。
A「……よし。」
1時間後、心を決めた私は彼から送られてきたデータをしっかり聞いた。自分の情けない心の声と、私にメリットひとつ無い約束事を全て確認すると、力が抜けたように身体がゆらりと揺れてそのまま目が閉じた。
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きう(プロフ) - ろうとさん» To Tokyoだとすると……と考えて頂けると笑 (2018年10月26日 12時) (
レス) id: d3a74e45d6 (このIDを非表示/違反報告)
ろうと(プロフ) - まさかの海外から帰ってきます？ (2018年10月21日 22時) (レス) id: efe2bd5154 (このIDを非表示/違反報告)
きう(プロフ) - 零さん» お、おおお……？どうでしょう(笑) (2018年10月14日 15時) (レス) id: d3a74e45d6 (このIDを非表示/違反報告)
零 - まさかの修羅場…？？ (2018年10月14日 1時) (レス) id: e51d07dac9 (このIDを非表示/違反報告)
きう(プロフ) - 絢辻さん» コメントありがとうございます！ギャグと恋愛要素の比率をいつも心配しながら作っているので、そのような感想を頂けて安心します(笑) (2018年10月13日 15時) (レス) id: d3a74e45d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きう | 作成日時：2018年7月14日 22時
