179。声優兼Butler ページ30
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木村「おはよう月島！いい朝だな！」
A「……うす。寒いっす。」
木村「もう10時だぞ。」
A「日曜は12時まで寝てるんす、月島は。」
日曜の朝、いきなり家に来てピンポン鳴らしまくるのは軽く殺意。
しかも、急いでマスクとメガネ掛けて出たと思えば木村さん。私をバトラーか何かと勘違いしていらっしゃるのだろうか。
木村「今日暇だろ？出掛けるぞー。」
A「……うす。寒いっす。閉めまーす。」
木村「おい待てこら！」
何かの刑事ドラマで見たことがある。閉めかけた扉を手でこじ開けようとする人、まさにそれ。
A「……用件をどうぞ。」
木村「俺に付き合え、以上。」
A「……閉めまーす。」
木村「お土産持ってきた！」
木村さんの手にさがってる袋からのぞくのは、私の好きなスイーツショップのクッキーとワイン。
A「…汚いですがどうぞ。」
とりあえず玄関だと寒いので、部屋に入ってもらった。よかった、昨日掃除しておいて。
ソファに座った木村さんは、何だか落ち着かないようで、辺りをキョロキョロ見回している。
A「どうぞ、紅茶です。」
木村「サンキュー。」
A「…なんか気になります？」
木村「あぁ、いや、お前意外と部屋綺麗なんだな〜。」
A「意外とってなんですか。これでも汚くなった方です。」
木村「いやいや何処がだよ。江口家に比べたら天国だから。」
A「江口家の巣窟と比べちゃあかん。木村さん家だって綺麗じゃないですか。」
木村「否定はしない。」
A「それで、どうしてきたんですか。」
木村「あぁ、えっと、これ。」
そう言って財布から取り出したのは、2枚のチケット。
A「これ、神谷さんとか日野さんとか出てるアニメのイベントですね。」
木村「一緒に行こ。」
A「あぁ、まあスケジュールが合えばいいですけど…何日ですか？」
木村「今日。」
A「今日！？」
木村「だから俺に付き合えって言ってんだろーが。」
A「馬鹿にも程がある！え、何時ですか！？」
木村「17時30分。」
A「そこは11時30分じゃないんかい！えらい焦ったわ！何でこの時間に来たんですか！！」
木村「早くしねぇとお前予定入れるかもしんないから。」
A「…電話してくだされは良かったのに。」
木村「お前ん家一回来てみたかったから。」
A「そんな好奇心要らないです。」
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2021年4月2日 21時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - 一気読みしてしまいました…更新が約２年前で止まってる…とても面白くて大好きです。更新を楽しみにお待ちしています (2021年2月27日 0時) (レス) id: 07bc04b22c (このIDを非表示/違反報告)
武田(プロフ) - 凄く良くて一気読みしたのにい、1年前........更新待っております(；A；) (2020年3月17日 21時) (レス) id: 784988d0c1 (このIDを非表示/違反報告)
Mさん(プロフ) - とっても大好きな作品です！更新楽しみに待ってます (2020年2月1日 14時) (レス) id: cb08f97b02 (このIDを非表示/違反報告)
ここね(プロフ) - とても面白くて一気に読んじゃいました！更新待ってます、！ (2019年12月20日 0時) (レス) id: e268673743 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きう | 作成日時：2018年10月30日 0時
