162。今回は主に下から ページ13
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「ちょっと、ここスタジオだから誰かに聞かれたらやばいって。せめて苗字さん付けにしなよ!」
「あそっか。」
「なんだろね、なんか策略があんのかな。どっちも容姿が尊いからファン多そう。」
「いや絶対多いでしょ。」
「女は怖いからねー、月島さん可哀想。」
「梅原さんのファンは怖そう…。」
「でもさ、私思うんだけどさ、あの人達結婚する気ないんじゃない?」
「なんでよ。」
「梅原さんって一生独身でもいいって感じじゃない?」
「あーなんかどっかで聞いたことがある気がする!」
「月島さんも結婚に興味無さそうだし。」
「冷めてるのにズルズル引きずってる感じ?」
「だと思った。」
「でも分かる。どっちも美人だから今別れても直ぐに恋人出来そうだしね。」
「どう思う?」
「結婚しないと思う。」
「私も〜。」
「もしそうなったら梅原さん狙おっかな。」
「お前は無理(笑)」
「なんでよ!」
「元カノを超える美が無いと落ちなさそう。」
「月島さん以上ってむずくね…?」
「後はえーぶい女優になれば。」
「あーそれあり。女優デビューしよっかな〜。」
「爆笑。」
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この話を聞いて、あー今の子ってそういうこと考えてるんだ…が第一声。特に異議を唱えることもない、殆ど事実だから。
ひとつ言わせてもらえば、結婚に発展しない原因ってあいつと私で五分五分じゃない……?毎回私だけ責められてる気がする〜。
A「それでいのりちゃんは不安になっちゃったんだね〜。」
水瀬「大好きなAさんがこんなこと言われるのは納得できません。結婚に進まない理由には確かにとは思いましたけど…。」
A「思ったんだ。」
水瀬「考えて下さいAさん。もし二人の間に子供が生まれて、その子の学校の授業参観に行った時に、周りのお母さん達が若かったら!疎外感凄いですよ!」
A「い、いのりちゃん?」
水瀬「若い中にババア1人って精神的に来ます!介護と子育て一気に来たらバテますよ!?」
A「めちゃくちゃ言うなぁ。」
水瀬「結婚が遅いことにいい事はありません。真剣に向き合いましょう!」
A「予備校の授業受けてる気分…。」
いのりちゃんの熱弁は更に続き、彼女のマネージャーさんに呼ばれるまで喋りっぱなしだった。
頑張って下さいよ!と最後に言って部屋を後にしたいのりちゃん。
彼女が居た場所には、温もり……いや、書籍があった。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2021年4月2日 21時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - 一気読みしてしまいました…更新が約2年前で止まってる…とても面白くて大好きです。更新を楽しみにお待ちしています (2021年2月27日 0時) (レス) id: 07bc04b22c (このIDを非表示/違反報告)
武田(プロフ) - 凄く良くて一気読みしたのにい、1年前........更新待っております(;A;) (2020年3月17日 21時) (レス) id: 784988d0c1 (このIDを非表示/違反報告)
Mさん(プロフ) - とっても大好きな作品です!更新楽しみに待ってます (2020年2月1日 14時) (レス) id: cb08f97b02 (このIDを非表示/違反報告)
ここね(プロフ) - とても面白くて一気に読んじゃいました!更新待ってます、! (2019年12月20日 0時) (レス) id: e268673743 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きう | 作成日時:2018年10月30日 0時