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智司さんが帰ったあと、片付けをしてパソコンに向かう
超会議に向けてのセットリスト作りのためだ
ふとスマホを見ると新着メッセージが1件
永見智司、という名前が表示されており、作業を中断してメッセージアプリを開く
"先程はご馳走様でした。
明日もお仕事頑張ってください。
ではAさん、おやすみなさい。"
「ふふ、真面目だなぁ…」
彼らしい丁寧な文章
絵文字や感嘆符もない文章だけど、彼の優しさが滲み出てるような暖かいメッセージだった
「"いいえ！お粗末さまでした！
智司さんも頑張ってくださいね！
おやすみなさい！"っと…
さ！残りを仕上げるぞー！」
そうしてパソコンに向かい直した時、またスマホの受信音が鳴った
"もし、ご迷惑で無ければ、明日も朝ご一緒してもいいですか…？"
「えっ…！」
遅れて送信されたそのメッセージは、私の心拍数を早めるには十分なものだった
素直に嬉しい、だけど恥ずかしい、でも嬉しい…
トクントクンと心拍は刻まれて、体温を上昇させる
スマホは、シュッと音を鳴らしてこちらのメッセージを送ったことを知らせた
それを見届け机に頬を付けるようにして突っ伏した
「あっつ…」
無機質な机が冷たくて火照った頬には丁度いい
イエスの旨を乗せたメッセージに違和感はなかっただろうか…
チラリと開きっぱなしのトーク画面を見ると、既読の文字
そして直ぐに"ありがとうございます！では○時頃にお伺いしますね！"という新着メッセージが
「返信早いですよぉ…」
その後の作業は正直身が入らなかったが、なんとかセトリ作成も終わり、深夜１時を過ぎた頃にやっとベッドに入ることが出来た
しかし、ごちゃごちゃと考える頭で寝れるはずもなく、結局横になってからも目が冴えていた
永見智司という文字を見ると口角が上がる、声を掛けられると胸が高鳴る、名前を呼ばれると心が暖かくなる、笑顔を向けられるとこっちも笑顔になる、話してるともっと一緒にいたいと思う…
たぶん、そうなるのは、原因は分かってる
でも、しばらくこんな気持ちになってないから、どうすればいいのか忘れてしまった
でも、私は智司さんの事が
「好き…」
これはもう事実だ
明日どんな顔して会えば良いか分からん……！
リク番外編:emさんが誕生日プレゼントを渡すお話�、�←35
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黒蜜(プロフ) - ReiHetaさん» お待たせ致しました！リクエストのお話が出来たのでお知らせ致します！ (2021年4月23日 10時) (
レス) id: 63c798435c (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 黒蜜さん» ありがとうございます。楽しみに待ちますね (2021年2月26日 15時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜(プロフ) - ReiHetaさん» リクエストありがとうございます！本編とごちゃ混ぜになって、話が分からなくなるのが嫌なので、番外編として本編とは別に書かせて頂きますね！ (2021年2月26日 15時) (レス) id: 63c798435c (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 黒蜜さん» ありがとうございます。それではemさんが夢主ちゃんの誕生日にプレゼントをあげる話でお願いします (2021年2月26日 15時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜(プロフ) - ReiHetaさん» 初めまして！読んでいただき、ありがとうございます！emさん推しの方に読んでいただき、とても嬉しいです！リクエスト受付中です！ぜひお願い致します！ (2021年2月26日 15時) (レス) id: 63c798435c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒蜜 | 作成日時：2019年7月2日 3時
