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あの後部長に先に帰らせてもらうことを伝え、いつもより少し早い時間に会社を出た
ほんの数時間違うだけなのに、いつもの帰り道が全く別のものに見えた
｢なんだか新鮮…｣
最寄り駅で電車を降りると、丁度智司さんと会った
em｢おや、Aさん、今帰りですか？｣
｢ええ、ちょっと気分が優れなくて、今日は早退させてもらったんです｣
em｢えっ！大丈夫ですか！？｣
｢そんな心配するほどの事じゃないので大丈夫ですよ｣
em｢えっと…もし良かったら、このまま一緒に帰りませんか…？｣
｢ぜひ！｣
ちょっといい事あったかも
智司さんとこんな風に一緒に帰れるなんて
｢もう着いちゃいましたね…｣
話し込んでいたらお互いの部屋の前まで来てしまった
em｢そうですね…残念です｣
｢えっ…？｣
em｢いや、そのっ、話の途中でしたし…！｣
なんだ、そういう事か…
………んっ？"なんだ"ってなに…！？
em｢で、では私はこれで｣
｢あの、良ければ今日ご飯一緒に食べませんか…？｣
智司さんが言ったみたいに、話も途中で終わってしまったし、このまま別れるのはほんの少し寂しいと思ってしまった
em｢えっと、では荷物置いて着替えたらお邪魔させて貰います｣
智司さんがふにゃりと笑う
男の人にこんな事思うのはアレかもしれないけど、可愛いと思ってしまった
パタンとドアの閉まる音
私も部屋に入り電気をつける
ベッドに倒れ、大きく息を吐いた
｢はぁあああぁ…！緊張したぁ…！！
ていうかあの笑顔はズルいよ…｣
ドキッとしてしまった
智司さんとは友人でいるつもりだったのに…
智司さんの事を知る度に少しずつ彼に惹かれていくのが分かる
これから智司さんが来るんだよね…？
どうしよう…今までどうしてたっけ…？
そんな私の事などお構い無しにピンポーン、とチャイムが鳴った
｢ど、どうそ…！｣
em｢お邪魔します｣
｢すみません、今から作るのでソファーに座っててください｣
em｢早く来すぎちゃいましたかね…？｣
｢いえ、私が動けなかっただけなので…！｣
智司さんをソファーに座らせ、キッチンに立つ
今日はパスタとサラダにしよう
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黒蜜(プロフ) - ReiHetaさん» お待たせ致しました！リクエストのお話が出来たのでお知らせ致します！ (2021年4月23日 10時) (
レス) id: 63c798435c (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 黒蜜さん» ありがとうございます。楽しみに待ちますね (2021年2月26日 15時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜(プロフ) - ReiHetaさん» リクエストありがとうございます！本編とごちゃ混ぜになって、話が分からなくなるのが嫌なので、番外編として本編とは別に書かせて頂きますね！ (2021年2月26日 15時) (レス) id: 63c798435c (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 黒蜜さん» ありがとうございます。それではemさんが夢主ちゃんの誕生日にプレゼントをあげる話でお願いします (2021年2月26日 15時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜(プロフ) - ReiHetaさん» 初めまして！読んでいただき、ありがとうございます！emさん推しの方に読んでいただき、とても嬉しいです！リクエスト受付中です！ぜひお願い致します！ (2021年2月26日 15時) (レス) id: 63c798435c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒蜜 | 作成日時：2019年7月2日 3時
