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車を20分程走らせ、着いたのは水族館
チケット売り場に並び、順番が回ってくるのを待つ
「水族館なんて小学生以来だよ」
zm「ほんま？どんな感じの水族館やった？」
「うーん、昔過ぎてあまり覚えてないけど、イルカのショー見たりクラゲがいたり、普通の水族館だったんじゃないかな？」
zm「まぁ、そうやなぁ…小学生って言ったら何年前…」
「あーあー止めて止めて！年齢のこと言うと悲しくなるだけだから！」
希くんはクククッという風に笑う
そうこうしていると、私達の順番が回ってきた
「えーと…」
zm「大人チケット2枚で」
財布を出し、チケットを払おうとした時、食い気味に希くんが受付のお姉さんに2枚分の料金を出しながら言った
「待って、自分の分は出すよ！」
zm「ええよ、俺が誘ったんやし、出させてくれへん？」
「いや、でも悪いって！」
zm「んー、じゃあ、男の俺に少しカッコつけさせてくれん？」
「…それズルくない？」
そんな男のプライドみたいな事言われたら引き下がるしかないじゃん…
「じゃあ代わりに何か奢らせて！」
zm「ん、はいはい」
「奢られる気ある…？」
zm「ないに決まっとるやん」
希くんは引く気は無いようなので、今度何かプレゼントをしよう、と私が折れた
中に入るとトンネル状になった水槽で小さくてカラフルな魚たちがお客さんを歓迎するように泳いでいた
「綺麗…」
思わず声に出る程美しかった
zm「やろ？」
「すごい…小さい頃はこんな感動するなんて思わなかったのに…」
zm「ほら、中も綺麗やで」
そう言って手を繋がれる
「えっ、ちょ…手…！」
zm「人多いから逸れんように、な？」
だからって恋人繋ぎはさすがに緊張しますけど…！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
新しく書きたい話が出来たので、こちらを先に完結させます
何本も抱えるよりはそちらの方がいいと思ったので、そうさせていただきます
暫くは、もう一本の連載は更新停止状態になりますが、お待ちいただければと思います
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黒蜜(プロフ) - ReiHetaさん» お待たせ致しました！リクエストのお話が出来たのでお知らせ致します！ (2021年4月23日 10時) (
レス) id: 63c798435c (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 黒蜜さん» ありがとうございます。楽しみに待ちますね (2021年2月26日 15時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜(プロフ) - ReiHetaさん» リクエストありがとうございます！本編とごちゃ混ぜになって、話が分からなくなるのが嫌なので、番外編として本編とは別に書かせて頂きますね！ (2021年2月26日 15時) (レス) id: 63c798435c (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 黒蜜さん» ありがとうございます。それではemさんが夢主ちゃんの誕生日にプレゼントをあげる話でお願いします (2021年2月26日 15時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜(プロフ) - ReiHetaさん» 初めまして！読んでいただき、ありがとうございます！emさん推しの方に読んでいただき、とても嬉しいです！リクエスト受付中です！ぜひお願い致します！ (2021年2月26日 15時) (レス) id: 63c798435c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒蜜 | 作成日時：2019年7月2日 3時
