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「んんんー…！終わったー！」
今日片付ける分は終わった！
時計を見ると定時の少し前
このまま追加の仕事が来ませんようにと願っていると、隣のデスクから緑川くんが顔を出した
「Aさん、もう終わったん？」
「頑張ったよー。緑川くんは？」
「俺ももうちょいなんよ！終わったら今日飲みに行かへん？」
「えぇ…月曜から？私はあんまり飲まないけど、それでもいいなら…」
「ほんま！？速攻終わらせるわ！待っといてな！」
「はいはい、頑張ってね」
今日は動画の編集をしたかったけど、しょうがない
こういう付き合いも大事にしていかなきゃ
それから宣言通り、緑川くんは直ぐに仕事を終わらせたようで、帰り支度を済ませると、まるで散歩に行く前の犬のように「はよ行くで！」とはしゃいでいた
「どこに行こうか？」
「Aさん、個室とかでも平気？」
「大丈夫だよ」
「よし、じゃあ俺のよく行く居酒屋に行くで！」
そう言ってついて行くと、こじんまりとした居酒屋さん
いつもだったら入らずにスルーしてしまう所だったので、ちょっとワクワクする
「あ、Aさんこういうとこ大丈夫やった？女の子って苦手な人とかおるやん？」
「全然大丈夫！寧ろちょっと楽しみなんだ」
「そっか！」
1杯目を頼み、「お疲れ様」と乾杯する
明日も仕事ということもあり、私はシャンディガフで
これなら度数も低いから、まぁ酔わないだろう
料理も運ばれてきて、話もお酒も進む
そんなに飲むつもりはなかったはずなのに、だんだんと瞼が重くなってきた…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
zm side.
zm「Aさん？Aさん、大丈夫か？」
箸を片手に船を漕ぐAさん
あんま飲まへんって言いよったのに、結構な量飲んどったからなぁ
このまま寝てしもうたら、流石にどうにも出来ん
俺の家に連れて帰ればいいかとも考えたが、やっぱ好きな子には誠実でいたい
朝起きて気まずくなるのも嫌やしな
Aさんがこうなった以上、残念やけどもうお開きやな…
「んん…？みどりかわくん…？」
zm「おん、緑川くんやで。Aさん眠いやろ？もう帰ろか？」
「…ん」
よぉ持ったと思うわ、俺の理性
こんな個室で好きな子が酔い潰れてて
ほんま勲章もんやろ
タクシーを呼んでもらい、何かあると怖いので一緒に乗る
Aさんは住所を運転手に告げて、ついに力尽きたのか寝てしまった。俺の肩にもたれて
zm「…ほんま勘弁してくれ…」
.
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黒蜜(プロフ) - ReiHetaさん» お待たせ致しました！リクエストのお話が出来たのでお知らせ致します！ (2021年4月23日 10時) (
レス) id: 63c798435c (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 黒蜜さん» ありがとうございます。楽しみに待ちますね (2021年2月26日 15時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜(プロフ) - ReiHetaさん» リクエストありがとうございます！本編とごちゃ混ぜになって、話が分からなくなるのが嫌なので、番外編として本編とは別に書かせて頂きますね！ (2021年2月26日 15時) (レス) id: 63c798435c (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 黒蜜さん» ありがとうございます。それではemさんが夢主ちゃんの誕生日にプレゼントをあげる話でお願いします (2021年2月26日 15時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜(プロフ) - ReiHetaさん» 初めまして！読んでいただき、ありがとうございます！emさん推しの方に読んでいただき、とても嬉しいです！リクエスト受付中です！ぜひお願い致します！ (2021年2月26日 15時) (レス) id: 63c798435c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒蜜 | 作成日時：2019年7月2日 3時
