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会社に無事に着くことが出来た
目元もだいぶ良くなったようで、化粧で隠せるほどになった
智司さんに感謝だ
デスクに着くと隣から声を掛けられた
「おはよー、Aさん。今日ギリギリやったな！」
ニヤニヤとイタズラ小僧のような笑みを浮かべながら話しかけるこの人は、同期の緑川希くん
同期と言っても、私が異動してきたから、ここの支部では緑川くんが先輩だ
入社時期は一緒だったので、何かと仲良くしてもらってる
「おはよ。ちょっと寝坊しちゃってね、いつもの電車乗り遅れちゃった」
「珍しいな、いつもは俺が出社するくらいには席着いとるのに」
始業時間になり、仕事に取り掛かる
ここに配属されて約１ヶ月
大分ここの勝手も分かってきた
今日は帰ったら編集の続きしなきゃ…！
定時で帰れるように今日の分はなるだけ終わらせないと
余程集中していたらしい
いつの間にか昼休憩の時間になっていた
「なぁ、Aさん、今日一緒に昼飯食わへん？」
「緑川くんと食事すると胃が破裂しちゃうので嫌でーす」
「今日はせぇへんから！」
以前、私の歓迎会と言われて、同じ部署の方達とお昼ご飯を食堂でご一緒させてもらった時に、「主役はまだまだ飯足りひんやろ！」と緑川くんに食べさせられたのだ
あの時はほんとにキツかった
午後の仕事が集中出来なかった
「まぁ、しないなら一緒に食べようかな」
「よっしゃ！」
こんな事で喜ぶ緑川くんが少年のように見えてしまう
イケメンだしこういうギャップも女性にはウケるのだろう
食堂に着くと、緑川くんは食券を買っていた
1人で食べる量じゃないと思うあの枚数…
「Aさん、よぅその量で足りるなぁ
俺のいるか？」
「ちょっと、今日は無しって言ったでしょ！」
「せやったな！いやー、Aさん見とるとつい食わせたくなるんよな！」
「えぇ…なんでなの…」
「んー、まぁ好きやから」
「あぁ、人に食べさせるのがでしょ？」
「…うーん、半分当たりやけどなぁ…」
「何？半分って」
「いや、まだ言わんでおくわ！」
「……ケチ」
そうこうしているともうすぐ昼休憩が終わる時間
デスクへと戻り、午後の仕事を始める
この分だと定時で上がれそうだ
.
−−−−−−−
お久しぶりです
低更新になってしまって申し訳ございません
もうひとつの小説で書きましたが、今私の仕事が繁忙期でなかなか小説が書けてません
1月末までは忙しいと思うので、それまで低更新になりますが、よろしくお願いします
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黒蜜(プロフ) - ReiHetaさん» お待たせ致しました！リクエストのお話が出来たのでお知らせ致します！ (2021年4月23日 10時) (
レス) id: 63c798435c (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 黒蜜さん» ありがとうございます。楽しみに待ちますね (2021年2月26日 15時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜(プロフ) - ReiHetaさん» リクエストありがとうございます！本編とごちゃ混ぜになって、話が分からなくなるのが嫌なので、番外編として本編とは別に書かせて頂きますね！ (2021年2月26日 15時) (レス) id: 63c798435c (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 黒蜜さん» ありがとうございます。それではemさんが夢主ちゃんの誕生日にプレゼントをあげる話でお願いします (2021年2月26日 15時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜(プロフ) - ReiHetaさん» 初めまして！読んでいただき、ありがとうございます！emさん推しの方に読んでいただき、とても嬉しいです！リクエスト受付中です！ぜひお願い致します！ (2021年2月26日 15時) (レス) id: 63c798435c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒蜜 | 作成日時：2019年7月2日 3時
