17.幸せの貯金 ページ19
Aside
そのあと結局、12:00に私の家に集合ということになった。清川くんと藤川くんは、私の家を知らないから、四人で買い物して四人で来るらしい。
私はさっさと家に帰ってきた。
ゲームはあいつらが持ってくるだろうし、昼ごはんの食材もあいつらでしょ？お菓子もあいつらだし……。飲み物も自分らの買ってくるかな。
私やることないじゃん。んー、部屋綺麗にするか。
私はリビングに掃除機をかけてゲームのリモコンを用意して、楽な部屋着に着替えた。
まだ来なさそうだし、一人で少しゲームでもしようかなとテレビをつけた。
刹那、頭に軽快な音が流れた。
ピンポーン。
はやいな、そう思いながら私は玄関を開けた。
「早かったでしょ！」
「え、ここマジで委員長の家なの？でかすぎじゃね？」
「基本は委員長一人で住んでるんでしょ？すごい広いね！」
「昼メシはオムライスなー。」
「君たち誰一人としてお邪魔しますって言わないね。」
レトさん、清川くん、藤川くん、うっしーの順で入ってくるけれど、こいつらマジで追い出してやろうかな。
「なぁ、委員長の親、仕事？」
靴ないけど。と声が続く。
察しがいい人は好きじゃないよ、清川くん。
「んー、
さっきレトさんと話してる時にちょっと言っちゃったんだけどさ、ほら、親帰ってくるからって。
うちの親、海外で働いてるんだよね。」
「え、じゃあこの広い家に一人？」
「そうだね、三ヶ月に一回は帰ってくるよ。お母さんの方が。お父さんも帰ってくるのは一年に一回かな。」
私の発する言葉に、目を少し見開いた。
「寂しく、ねぇの？」
なんで、なんで貴方がそんな顔するんだろ。変だね。
「寂しくないね。ほら、私、一人でなんでも出来ちゃうタイプだし！
まぁいいじゃん、私ご飯作ってくるから、先にゲームしててー！」
清川くんはきっと分かんないんだよ。親に愛されてさ。いいよね。家で普通にしてても家族に好かれて、大切にされて。学校に行けばみんなの人気者。
同じ人間なのに。なんで？ずるい。
本当は私だって。
それ以上に考えかけた脳をストップさせた。気づいてしまったら、もう、戻れないから。
折角みんながいるんだから。明日のための幸せ貯金しなきゃ。
私はキッチンに向かった。
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クロミミ(プロフ) - 美怜さん» 全然ですよ！いい意見が貰えました！助かりました！今後の成長のために使わせて頂きますね。嬉しいです。有難うございます！これからも見てくださればうれしいです！ (2019年4月11日 20時) (
レス) id: 25617d98ae (このIDを非表示/違反報告)
美怜(プロフ) - クロミミさん» 本当に気分を害されたらすみません…これから本当にこの作品の応援をしていきますね！！(*^^*) (2019年4月11日 20時) (レス) id: a91e59d2ae (このIDを非表示/違反報告)
クロミミ(プロフ) - 美怜さん» 更新を頑張っていきたいと思っているのでよろしくお願いします。 (2019年4月11日 19時) (レス) id: 25617d98ae (このIDを非表示/違反報告)
クロミミ(プロフ) - 美怜さん» するんですけど、色々と伝わっていないということが分かりましたので、もう少し工夫をしていきたいと思います。私だって凡人ですよ！私みたいな文才のない者が書いた作品をわざわざ読んで頂き、わざわざアドバイスまで下さってありがとうございました。これからも (2019年4月11日 19時) (レス) id: 25617d98ae (このIDを非表示/違反報告)
クロミミ(プロフ) - 美怜さん» なるほど。確かにそうかもしれませんね。私的には主人公がそれほどに皆に気を許しているというか、理解し合ってるという感じのことを伝えたくてそういう書き方をしているのですが、上手く伝えられていないようですね…。主人公視点をあまり書かないのもこだわりだったり (2019年4月11日 19時) (レス) id: 25617d98ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロミミ | 作成日時：2019年2月9日 22時
