男性の名 ページ7
『……！話さない。なら何？僕を見つけたら、どうするつもりなんだ？』
??「…うちの国の総統がAを見つけて、連れてきてほしいんやって。」
『……！？連れてきてほしい！？ってか、あなたの名前は？どこから来た人？』
??「……″我々国″って知ってるか？」
『知ってる……それがどうしたの？』
男性はフードを被ったまま、黄緑色の瞳をチラッと見せる。その瞳の色はとても綺麗だった。
??「俺はな、その我々国から来た隊員の一人や。」
我々国から！？』
??「なんや？興味でもあったんか？」
『……！いや…詳しくはあとで話す。名前は？』
??「俺は、我々国から来た隊員の一人の、暗殺部隊、前線部隊のゾムや！うちの総統がAの事を助けて、連れてきてほしいと言う要件で来た！」
『……ゾム……』
小さな声で男性の名前は呟く。
その名前は聞いたことがあった。
確かに我々国を調べているときその名は見た。
なんでも我々国で1番の戦力を持っている人だとか…
zm「なんや？名前聞いたことあったんか？」
『あ……っと……。まぁ、そうですね。』
急に距離を詰めてくるゾムさん。
フードから見えた顔はとても綺麗で整っていて
思わず少し目を離せなかった。
zm「……で。我々国に興味あるんやっけ？何でや？あと、何で城から抜け出したんや？」
ゾムさんは優しい声で話し掛けてきた。
『それが……』
と、話し出そうとすると
隊「ここら辺りから声が聞こえるぞ！」
隊「誰かいるんじゃないか？」
『……！』
先程聞こえた声よりもだいぶ近くなっているようですぐ近くに来ていることが分かった。
zm「この国の隊員か？」
『はい。さっき巻いたんですけどね…』
ふとゾムさんは私の頭の上に手を置く。
『……！？どうしました？』
zm「いや……？フードが取れてるとバレやすいやろ？だから、かぶせてやろうと思って。」
そのまま、サッとフードを被せてくれた。
『わっ』
zm「よし。まだこれの方がマシやろ。」
『ゾムさん…？』
zm「？どした？」
『あの…先程はすみませんでした。助けてくれるのに何も知らずにあんな言い方をしてしまって…』
──
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kuromike(プロフ) - 葵羽/きうちゃんっ！コメントありがとう！これからも頑張ります！ (2020年12月31日 12時) (
レス) id: fe22798a11 (このIDを非表示/違反報告)
葵羽/きう(プロフ) - いや、もう……好きなんだよなぁ……() (2020年12月31日 12時) (レス) id: a2bb5f4728 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kuromike | 作成日時：2020年12月30日 19時
