あれ？ ページ46
数時間後。
緑君とゾムと合流して
また屋上に行って
4人で談話してたら
ゾムが話題を振ってきた。
zm｢レイナは嬉しい言っとったけどグレースからすればどう思うかわからん事。」
gu｢？｣
『あーあの件ですね』
gu｢あの件？｣
zm「まあこんな賑わってる中で言うことちゃうけど。24日にご両親が亡くなられたことや。」
gu｢は？｣
『(あ、ヤバいかも。兄様怒っちゃうかな…これでもお母様だけはすっごく大切になされてたから……)』
gu｢いや待って。両親はもう亡くなってるはずじゃ？｣
zm「え？だからそういうことやろ？」
gu｢いやちゃうちゃう…あ。違う。あのー。もう数年前に亡くなったはずじゃ…？｣
md「(ｱ、ﾅﾙﾎﾄﾞ。)」
zm「え。お前…頭大丈夫か？」
gu｢は？ぶっ飛ばすぞてめぇ。｣
zm「口悪。」
gu｢やい黙れ。…で、24日に亡くなったの？｣
『はい』
gu｢あれぇ…？可笑しいぞ〜…｣
md「ｳｨﾘｱﾑｻﾝｶﾞ、グレースﾉ負担ｦ無ｸｽﾀﾒﾆ、早ｲｳﾁﾆ亡ｸﾅｯﾀｯﾃ言ｯﾀﾝｼﾞｬﾅｲ??」
gu｢……あ、そゆこと？｣
md「ｳﾝ」
gu｢はへぇ…｣
兄様…怒るかと思った…
md「ｸﾞﾚｰｽ？」
zm「…あー。そゆことか。」
gu｢レイナ｣
『？はい』
gu｢少しだけ。フォーブ国に来ない？｣
『へっ？！』
え！？
zm「は！？」
gu｢嗚呼ごめんごめん。嫌なら嫌でいいよ。勿論レイナが我々国の皆さんに愛されてるのは知ってるし。…うん。｣
兄様の顔が少し曇る。
そんな顔してほしくないのに…
gu｢泊まれとかここに住めとかは言わないし。本当に。ただ。｣
gu｢少し2人だけの時間を作りたいの｣
『！』
gu｢ほら！私レイナとやっと話せる！ってなったのに体調が悪化して、訓練にも行けなくて。ましてや私が完璧だって伝えてくれたのもレイナがだったのに私何も出来ないまま他国に行っちゃってさ。だから。話す機会がなくて悲しかったからせっかくの機会に。って。……だめ、かな。｣
そんなの…私も思ってる…
当たり前だよね。
『行きたいです！』
md「ｳｵｯ」
gu｢…そっか！じゃあ4月2日。フォーブ国においで｣
md「(ｲｲﾅｧ)」
gu｢なんならみどりもおいでよ｣
md「ｲｲﾉ??」
gu｢うん。｣
zm「俺は!?」
gu｢はぁん？こいやてめぇ｣
zm「よっしゃぁぁぁ!!」
ゾムがすごい喜んでた。
私はその事に対して、少し笑ってしまった。
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kuromike(プロフ) - 葵羽/きうちゃんっ！コメントありがとう！これからも頑張ります！ (2020年12月31日 12時) (
レス) id: fe22798a11 (このIDを非表示/違反報告)
葵羽/きう(プロフ) - いや、もう……好きなんだよなぁ……() (2020年12月31日 12時) (レス) id: a2bb5f4728 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kuromike | 作成日時：2020年12月30日 19時
