お話【zm】 ページ24
トコトコと廊下を歩いて行く。
しばらく歩くと、扉にゾムと描かれた小さな看板が付いている扉の前に着いた。
zm｢……A。ついたで。｣
『……スー。スー。』
Aはゾムに支えられたまま、移動中は寝ていたようだ。
zm｢(……寝顔かわいい。そういや、Aの部屋ってどこなんやろ……)｣
『……スー。……？？』
パチッと目を覚ます。少し寝ていたおかげなのか、酔いは少し冷めたようだ。
zm｢A。起きたか｣
『あ！すみません。ゾムさん……寝ていたみたいで……』
zm｢別にええで。Aの部屋ってどこなん？｣
『えっと……あれ？……分かんない……です』
zm｢そうなん？グルッペン、教えてないんかな？｣
ゾムは、首をかしげる。
Aはゾムにずっと支えられたままだったのて、1度ゾムから離れた。
『急に来たので……そしたら、今日夜どうしよ……』
zm｢なら、今日の夜は俺とお話するんやし、一緒に寝よーぜ！｣
『一緒に？！？！』
zm｢だめか？｣
少し上目遣いで見てくるゾム。それがあまりにも可愛すぎたようで、Aは手で顔を隠す。
『……//ゾムさんがいいなら……
(え！待って。ゾムさん本気ですか?待って。ゾムさん可愛すぎるっ！！)』
zm｢いいんか！？やったぁ〜♡とりあえず、寒なってきたし、部屋は入ろ！｣
そういい、ゾムはAの手を取る。
そのまま、Aはゾムの部屋に入っていく。
ゾムの部屋内はロボロの部屋の造りとあまり変わらなかった。違うところと言えば、窓に掛かっているカーテンが黄緑色ということぐらいだ。
ゾムは、部屋に入ると1度Aから手を離しキッチンに向かう。酔っていたせいかコップに水を入れて、持ってきてくれたようだ。
zm｢ソファーに座ってええで｣
『はい。分かりました』
ソファーには黄緑色の小さなクッションが置かれていた。
座っていると、ゾムが横に座った。
zm｢ん。水、酔ってたみたいだし｣
『ありがとうございます。いただきます。』
コップに入っていた水はとても冷たく、美味しかった。
『……？ゾムさん寝室はどこなんですか?』
zm｢ん？あぁ。あそこに部屋あるやろ?あっちやで？｣
ゾムが指をさす。その方には部屋があった。
zm｢もう寝たいんか?｣
『あ……いえ。お話したいです……。』
少し目をそらしながらAは言った。
zm｢はぁぁ！！可愛い！｣
『え？かわ……』
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kuromike(プロフ) - 葵羽/きうちゃんっ！コメントありがとう！これからも頑張ります！ (2020年12月31日 12時) (
レス) id: fe22798a11 (このIDを非表示/違反報告)
葵羽/きう(プロフ) - いや、もう……好きなんだよなぁ……() (2020年12月31日 12時) (レス) id: a2bb5f4728 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kuromike | 作成日時：2020年12月30日 19時
