総統様からの言葉 ページ14
『A・レイナと言います。よろしくお願いします』
私は軽く頭を下げた。
gr「あぁ、知っている。Aはどうしてここに連れてこられたか、理由は知らないだろう？」
『はい…』
gr「まぁ、最終的に言いたいのは…。」
gr「我が国で一緒に暮らそうではないか!」
『なぜこんな私が？』
gr「それはだな…。数日前、ノア国からとある頼み事を頼まれたんだ。その内容はAを探すのを手伝ってほしいという内容だった。」
『！！』
gr「よく見ると、下にはノア国の総統からの言葉があったんだ。早朝から、いなくなったため手を貸してほしいと」
『なら…なんで』
gr「…その時、引っ掛かった点があったんだ。城での生活は裕福で何不自由ないはずだ。なのになぜそれから逃れようとする。実際はどうなんだ？A』
総統様の綺麗な青色の瞳に見つめられる。
吸い込まれそうな綺麗な瞳…
『…それは私の父親はおっしゃるとおり総統をやっています。その次期総統を私に無理やり継がせようと父はしていました。けど毎日、勉強三昧の日で部屋から出ていいのは入浴の際とトイレの時だけ…しかも部屋から出るときは必ず使用人が見張るんです…だから…私には自由というものがありませんでした。…そんな生活に耐えられなかったんです…』
『だから、私は誰にも縛られないで、自由に生きていく。とにかく自由がほしかったんです。そ考え始めた日以降は、両親に勉強をすると伝え、パソコンを使い私が興味を持っていた国について、調べ始めたんです。日に日に調べていくうちに、その国にはとても興味が湧いて、その国に行くために……城から抜け出しました。それと同時に自由を掴み取りたかったんです。』
gr「なるほど……その興味を持っていた国の名前というのが…」
『それが我々国なんです』
tn「我々国に興味を持ってたんですね」
『はい。なので、我々国の皆さんの名前は少し…知っていました。』
gr「なるほどな。Aはこれからどうしたいんだ？」
『私は……城から抜け出したことで自由になれてほんとに嬉しい気持ちでいっぱいです。このあとどうするかはあまり考えていなかったので総統様のご意見がありましたら私はその通りにします』
gr「俺の意見は変わらない。Aは我々国にいてほしい。幹部になるかはAの自由だ。だから」
──我々と共に生きていかないか
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kuromike(プロフ) - 葵羽/きうちゃんっ！コメントありがとう！これからも頑張ります！ (2020年12月31日 12時) (
レス) id: fe22798a11 (このIDを非表示/違反報告)
葵羽/きう(プロフ) - いや、もう……好きなんだよなぁ……() (2020年12月31日 12時) (レス) id: a2bb5f4728 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kuromike | 作成日時：2020年12月30日 19時
