金髪狼少女と個性豊かな幹部たち【wrwrd!】 (ページ43)

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【42】説得ページ43

『～～～～ということなんだ！信じてくれ！』

ad「Aさんなんでここまでニンゲンを信じる？」

『あの人たちは僕の生きる意味を教えてくれた命の恩人なんだ！』

ad「他のニンゲンとは少し違う…？」

『あの人達を母さんみたいな奴等と同じにするな!!!』

僕は大声で怒鳴るように言った。
怒るなんて初めてかも知れない。

その姿を見て狼族のみんなは
困惑している。

ad「…Aさん」

『信じてくれ!僕は我々国と日常国の人たちと一緒に過ごして生きている!我々国に住んでる住民の人達だって急に来た僕の事を受け止めてくれた。狼と結局はバレたけど受け止めてくれたんた!』

今までの経験、想いをすべて
言った。

また言いたいことはあったはずだけど
頭の中がいっぱいで思い付かない。

ad「…Aさんがそこまで言うなら信用するとしよう。Aさん、俺達はどうすればいいんだ。これから」

『我々国と日常国、そして僕でこの戦争は終わらせる。』

グルッペンさんに話しに行った時に
こう言っていた。

ーー

gr｢今回の戦争で最後になるだろう。この国に勝てばもう戦争はなくなる。戦わなくてよくなるだろう。｣

ーー

今回の戦争か最後。

最初で最後の戦争だ。僕にとって。
今回の戦争は絶対に勝たなければいけない。

ロボロから借りた刀をぎゅっと
握る。

『α国の幹部や総統は狼族を狙ってる。だから安全な場所に避難してくれ』

ad｢なら！Aさんも…｣

『僕は行かなきゃ。帰ってこられるか分からないけどみんなは早く』

ad｢Aさんｯ!!｣

僕はそのまま狼族のみんなに
背を向け走った。

戦争開始から7時間ほど経っている。
現時刻は10時過ぎ

『っ！おら！』

僕も敵国の幹部、兵士を倒していた。
途中でコネシマさんたちも来てくれて
助けてくれた。

情報によるとオスマンさんが怪我を
したためロボロと交換しその代わりに
鬱先生が情報管理に回ってくれたそうだ。

絶対に勝たないと…！

グルッペンさんからの指示により
ぺいんとさんの護衛についた。

敵の数も少しずつ減ってきている気がする。
今の状況はどうなんだ？

～今のメンバーの立場～

ut,si 情報管理
二人の護衛がtr,kn

rb,emは後線援助隊に回っている

kr,ht,syp,ciは後線部隊

gr,peは後線で指示出し

tnはgrの護衛。Aはpeの護衛。

sho,rb,ni,zmは前線

snは待機。もしくは幹部の治療中
(osの治療中)