金髪狼少女と個性豊かな幹部たち【wrwrd!】 (ページ39)

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【38】殺気ページ39

A side

朝食を終え温かい飲み物を
口にしお喋りをしていた。

カーテンから漏れる暖かい光。

ni「それで旅をしてきたんだけどこんなことがあって…」

『それ怖すぎませんか？』

os「兄さんはそういうのに慣れちゃったからねぇー」

『逆に怖いんですが…』

ni「ははっw」

クールであまり人と喋らなそうな
兄さんたけど小さく笑ってくれていた。

『ふふっ』

tn｢…グルさん｣

gr｢嗚呼｣

zm｢何か嫌な気がするんだよな～｣

rb｢それ思った。嫌な予感が最近するんだよな｣

『嫌な予感？』

syp｢妙に最近は城下町に行くと殺気を感じます｣

ht｢他の国が攻めてこようとしてる？｣

kn｢その確率が高いだろうな｣

グルッペンさんはティーカップに
入ってたコーヒーを飲みきり

gr｢…ではこのあと総統室で会議を開く。戦争が近々起こる気がしてしょうがないからな。戦争楽しみだが｣ﾎﾞｿｯ

tn｢グルさん…？｣ﾆｺｫ

gr｢ヒエッ…みんながいう情報によると最近怪しい者がいたり殺気が凄いみたいだからな。次の戦争で一人一人がどの立場に立つのか会議をしよう。では解散｣

そう言うと幹部の方たちは
席を立ち去って行った。

僕はどうすればいいんだろう。

悩んでいると

ht｢Aちゃん！｣

『ひとらん！』

ht｢グルッペンが行ったとおりこのあと会議なんだけど多分凄い長くなると思うから図書室とかで時間を潰して待っててもらってもいいかな？｣

『全然いいよ！大丈夫』

実はこのあと
オスマンさんとひとらんで
お茶会の予定なのだ。

急遽になったから時間を少し
延期だが。

図書室とか外に行って時間を
潰そう。

『じゃあ外とか図書室で時間潰してるから待ってるね！』

ht｢うん！ありがとう！｣

『終わり次第、ひとらんの部屋辺りにいるから』

ht｢分かった～！｣

そう言いひとらんの方に手を振ると
ひとらんはこちらに手を振りながら
行ってしまった。

『さて…』

取り敢えず自室に戻って
残っている身支度を整え
図書室に向かうとしよう。

『(最近、妙な殺気を感じる…か)』

我々国の幹部の人達を
狙ってる奴がいるということになる。

まだ我々国の人達としたいことは
数え切れないほどたくさんある。

こんなところで失いたくない…!!

我々国は今までの戦争で
負けたことがないが死傷者の数は
どうしても減らないと言っていた

『(もし僕が関わる戦争だったら僕も戦いに参加しないと)』

みんなを守るために