【37】動き始める ページ38
?? side
あれから″我々国″と行った国を
調査しに行った奴等が帰ってこない。
行ってから3日ほど経つのだが…。
「遅くなりました。今帰りました」
??「おぉ、帰ってきたか。無事に」
「帰宅際に少し苦戦しまして申し訳ありません」
??「無事に帰ってきてくれたのなら構わん。何か情報は得られたか？」
そう言うと行った奴等は
顔を合わせ言った。
「それが…興味深いことに一人の女が気になりまして普通の者ではないと感じました」
??「？どんな感じにだ？」
「他のニンゲンとは違う雰囲気、怪しい服装それが突っかかりまして」
そういえば4年ほど前に
行方不明になったあの方の娘さんは？
??「その恩なの容姿はどんなものだ」
「はい。金髪の長い髪に瑠璃色の綺麗な瞳でした。顔は少しだけしか見ることが出来ませんでした」
金髪の長い髪…瑠璃色の瞳
間違いない。あの方の娘さんではないか？
??「あの方の娘さんと全く容姿が同じだ…」
??「でもあの方はニンゲン共は嫌いなはずだ。あの方は娘さんの事を大切に思っていたなのに何故、ニンゲンがいる我々国にいるんだ？」
「見ていましたが僕にもわかりませんでした。我々国の幹部と一緒にいました」
??「我々国が娘さんの事を捕らえた？そのまま抜け出せていないのか…？」
「その可能性もあるかもしれませんね…最近、仲間達も帰ってこず行方不明ですからね」
??「あの国が原因って事もあるかもしれん」
「…戦争ですか？」
我々国は今までの戦争で
負けたことがない。
だが死傷者は減らないようだ。
俺達で戦っても分からない。
だが、Aさんだけでも
取り替えさねば…
??「だな。我々国と戦争をする。戦争といっても目的は我々国の幹部を潰すことではない。第一優先はAさんを取り戻す事だ」
「はい！」
??「戦争に向け訓練でもするとしよう。」
「仲間達を呼んできます。″アドルフ″様は先に行っておいてください。」
ad「嗚呼。そうさせてもらう。」
ーー
我々国、日常国、Aの知らない
所で一つの種族が動き始めていた。
それは一つの種族だけでなく
本当はもう一つの国も″動き始めていた″
その事をA達は知るわけもなかった。
アドルフ・サンディ
アドルフ…気高い狼、狼の力、輝く狼
サンディ…守護者
・狼の中で一番偉い人
・綺麗な黒髪とオレンジ色の瞳
・185��
・Aの事を知っている
・戦争に参加できるほどの武力を持っている
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作者名：kuromike | 作成日時：2021年7月28日 21時
