【おそ松さん】七つ子やめたいです【男主】

感情が二十八 side…red ページ37

Aの泣きそうな顔が

脳裏に焼きついて離れない

俺、相当嫌われてんのかな

このブレスレットだって

Aがくれたってわかってる

わかってるのに思うように口が動かない

思ってる事とは違う言葉が出る


ありがとう


この一言が言えない

俺は本当にクズだ

おそ松｢…うんこしてくる｣

トド松｢泣きながらトイレとか…ダサいよおそ松兄さん｣

チョロ松｢あと、うんことか汚い｣

カラ松｢トド松は人の事言えないぞ
ずっとAからもらったプレゼントを抱きしめて｣

おそ松｢カラ松だって一松に壊されないように珍しく大事にしまってんじゃんサングラス｣

トド松｢チョロ松兄さんは趣味のグッズだし｣

チョロ松｢僕、Aに教えたことなかったのに｣

チョロ松がそう言うと扉が開いて一松が入ってきた

一松｢Aもそのアイドル好きなんじゃない？
部屋にポスター貼ってあったし｣

チョロ松｢マジで？！｣

一松｢それとクソ松…サングラスつけろよ
Aからもらったやつは壊さないし｣

カラ松｢そ、そうか！ならつけよう…かな｣

ニコッと笑うカラ松
それほど嬉しかったんだろう

Aにもこんなふうに笑ってほしい

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