【おそ松さん】七つ子やめたいです【男主】

感情が十一 side…チビ太 ページ13

チビ太｢お、おい飲みすぎだぞバーロー｣

『どーでもいいじゃん！
僕の勝手でしょ？！』

あの後Aがビールの後に
少し強めの酒を頼んだのでだしたら
このザマだ

チビ太｢お前そんなんで帰れんのか？｣

『帰るぅ？何処に？』

チビ太｢どこって家だよ｣

『僕の家じゃないよ…あんなの！』

チビ太｢そんなことないと思うぜ？｣

『居場所が無い所を家っていうわけぇ？！
意味わかんなぁい。ホント兄さん達は酷いよ
昔僕にしたこと覚えてないわけ？！
僕結構トラウマなんですけど！！はぁホント最悪だよ
最悪の日だよ！！』

A凄い声でかいな
普段のコイツからは想像出来ない

オイラがこいつに困っていると
見覚えのある顔が3つ

おそ松｢チビ太〜ビー…？！｣

一松｢どうしたの？…！｣

十四松｢何でここに？！｣

『なにぃ？お客さん？雨なのにわざわざ来るなんて
チビ太は凄いねぇ(ﾆｺｯ』

いや、お前の兄貴だよA

『チビ太聞いてよ！
僕ホントは兄さん達のこと…』

そこまで言うと少し止まって
コップを持つ力を強めた

3人も凄く真剣に聞いている

『大好き…何だけどね。
なんか、怖いんだよね
何てゆーか僕が兄さん達を許したらまたいじめられちゃうんじゃないかって
怖くてね。素直になれないんだよね
ホントは謝りたい。しかも今日一松さんの話聞かないで飛び出てきちゃったんだ
怒ってるんだろうなぁ一松さん』

それを聞いたおそ松達は苦虫をかんだ様な顔をしている

一松に至っては泣いている

Aは気づいていないし
酔ってて顔すらも良く見えていないだろうな

『んー！そろそろ帰ろうかな。ありがとうチビ太
これお金ぇー
あっれぇ？おにーさんどうしたの？涙出てるよ？
兄弟と喧嘩した？』

何もわからないAは一松の頭を撫でて
優しく笑いかける

一松｢！…うん。大事な弟と喧嘩した…。｣

おそ松達は一松とAを心配そうに見ている

『そっかぁ！僕弟いないから分からないけど
お兄さんならしっかりしないとね！
じゃあ！仲直り頑張ってねおにーさん！』

そのままAはふらふらになりながら帰っていった

おそ松｢どうしよう。くっそ！｣

おそ松は悔しがり机を叩く

十四松｢ごめんねA。僕お兄ちゃんなのに｣

泣きそうになる十四松

だからオイラは言ってやった

チビ太｢さっさと仲直りして店来やがれバーロー！！｣

そう言って店を閉める準備をした

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