君と紡ぐ1ページ２【K.T】 (ページ25)

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あれから特に何もないまま月日が経ち今は10月

1つ変わったことがあるとすれば、私の気持ちかな

あの日決心してからなんとなくだけど気持ちが軽くなった

あと、海人くんと話す時前は感じなかったのに少し緊張する

こんなことは置いといて、10月と言えば体育大会の季節だ

例のごとく目指すは優勝のみで出場種目を決めるのでさえみんな必死

私たちは強制的にスウェーデンリレーに決定

スウェーデンリレーは1番得点が高いから各クラスの足自慢たちが選ばれてる

1.2走者が女子、3.4走者が男子で1走者から100メートルずつプラスされていく

ちなみに紫耀たちは3人だからジャンケンで負けた永瀬が男子リレーにでるらしい

遠くで不貞腐れてる。かわいいとこもあんだな

可哀想だから話しかけに行ってやるか

｢なーに不貞腐れちゃってるんですか｣

永｢なんや喧嘩売りに来たんか？｣

｢慰めに来たんです～｣

永｢じゃあもっと他に言い方あるやろ絶対｣

｢来ただけありがたいと思いなさいよ｣

髙｢2人で何話してんの？｣

平｢俺らも入れろよな｣

｢永瀬のこと慰めてあげてんの｣

髙｢なに、廉そんなに俺らと走りたかったの？｣

永｢んなことあるか！｣

平｢え～、本当のこといえって｣

永｢だぁ！うるさい！お前ら来たら一気にうるさなったわ｣

なんだ、紫耀と海人くん来たら一瞬で機嫌直ったじゃない

素直じゃないんだから