君と紡ぐ1ページ２【K.T】 (ページ30)

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順番に発表していく生徒たち

そんな中海人くんがどんどん青ざめていく

｢海人くん大丈夫？｣

髙｢発表するなんて聞いてないよ、、、｣

｢去年も発表してたの知らないの？｣

髙｢去年は紫耀たちと騒いでたから｣

｢さぁ、最後は最終レース第1位の方に発表して頂きましょう｣

放送部が紙を開こうとした瞬間

髙｢ごめん、やっぱ無理！！｣

海人くんがその紙を奪い取ってビリビリに破いてしまった

解読不能になったから海人くんだけ発表がなくそのまま退場

｢ねぇ、お題なんだったの？｣

髙｢え？そのうち教えるよ｣

｢ほんとに？｣

髙｢ほんとに！｣

約束だからねなんて笑いながらテントに向かうと

紫耀たちが走ってきた

平｢海人お疲れ｣

髙｢ありがと！俺1位だよ！｣

永｢ちゃんと見てたで。それよりも、お題なんやったん？｣

中｢発表されたくないなんか相当なお題でしょ｣

髙｢さっきからにやにやしてると思ったらそれが目的か！！｣

平｢だって気になるんだもん｣

髙｢教えません！｣

永｢教えろや！｣

髙｢絶対やだ！廉男子リレーの決勝呼ばれてるよ、早く行きなって｣

永｢くっそ、絶対教えて貰うからな｣

平｢廉いってらっしゃい！｣

不貞腐れたまま入場門へ走っていった永瀬

男子リレーの決勝が終わったら私たちも入場門に行かなきゃいけない

精一杯応援しないと

まぁ、メンバーを見る限り心配することないと思うけど