君と紡ぐ1ページ【K.T】 (ページ3)

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いつものようにくだらないことを話しているとあっという間に学校へ着いた

張り出されているクラス表に群がり自分の名前を探す人、友達と一緒だったのか騒いでいる人と様々だ

｢私たちも早く探そう｣

平｢そうだな。どこだ～、、、｣

｢無駄にクラス多いから大変なんだよね｣

平｢去年も大変だったもんな。あ、あった！俺たち同じクラスだよ！やったな！｣

｢1年間よろしくね紫耀｣

平｢なんだよ、もっと喜んでも良くない？｣

｢喜んでます～｣

紫耀と同じクラスになると女子たちがめんどくさいんだよな

ま、その時はその時だな

髙｢お～い、紫耀！！｣

平｢海人、廉おはよ！｣

永｢俺らまた3人とも同じクラスやで｣

平｢そうなん？言われるまで気づかんかった｣

髙｢本当は嬉しいくせに～｣

2人が合流して私なんかほったらかして話し始めちゃった

とりあえず教室行こさっき見たけどあいつもいるみたいだし

バレないようにそっと教室に向かっているのを見ていた人がいたなんて私は知る由もなかった

｢結衣おはよ、また一緒だね｣

教室に入った途端感じる視線なんて気に止めず親友に話しかけた

結｢おはよ、また男子に見られてるよ～｣

｢うるさいな、気にしないようにしてたのに｣

ニヤニヤしながら返事をしてきたこいつは中川結衣

中学から一緒で何かと気が合う

結｢彼氏作ればいいのに｣

｢恋がなんなのか分かんないの！｣