君と紡ぐ1ページ【K.T】 (ページ19)

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買い物が終わりお昼ご飯を食べることになった

何食べる？なんて話しながら歩くこと数分

パンケーキの甘い匂いが私たちを包んだ

髙｢パンケーキ食べたいの？｣

｢なんでわかったの？｣

髙｢キラキラした目で見てたから笑｣

パンケーキを凝視してたのがバレてたみたい

普段はふわふわしてかわいい海人くんだけど育ち盛りの男の子だ

お昼ご飯がパンケーキで大丈夫なのかな

｢パンケーキでいいの？｣

髙｢俺甘いの大好きだからさ！｣

｢そっか、ここでもいい？？｣

髙｢もちろん！｣

ここは海人くんに甘えてパンケーキにすることにした

お店に入ると目に入るのは女の子ばかり

数人いる男の子は彼女に連れられてきたのであろう

白を基調とした店内は海人くんにぴったりだ

メニュー表を見ると沢山の種類があって選ぶのも迷う

｢う～ん、どっちにしようかな｣

髙｢どれで迷ってるの？｣

｢これと、これ｣

私が指さしたのはいちごがたっぷり乗っているものと、キウイやオレンジなどの果物が乗っているもの

髙｢じゃあ、俺キウイ乗ってるのにするからAちゃんいちごのやつね。それで半分こしよ！｣

｢いいの…？｣

髙｢前にジュース半分こしてくれたでしょ？そのお礼｣

｢ありがとう｣