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距離の時間 ページ41

カルマside




Aの考えが今だけ手に取るようにわかる


握りしめた手


普段の眠そうな表情からは想像できないくらい真剣

だし、


迷惑かけたくないとか思っちゃってんだろーなぁ



渚くんとだって、見てるこっちがじれったくなるほ

ど二人してから回ってる



まあ渚くんとしては仕方ないとこもあるのかもしれ

ないけど



俺としては渚くんが問題にしてることとか別にどー

でもいいし



『ねぇA一緒に乗らない?』


A「は?なんで、僕操作くらいできるんだけ

ど」


かわいい顔して辛辣な言葉。

でもどこか抜けてる、まぁキャラとしては結構くる

よね


『へーぇ、俺は無理。』


A「まじで」



あんまりもたもたされると、取っちゃいたくなる



A「でも人足りないでしょ」



もうそんなの決まってる



『ねぇ渚くーん。俺とA一緒に乗るから操作

してよ』



こっちを見ていた渚くんに声をかける



わかってるんだよ渚くん



渚「え、なんで?」



A「あそっか、渚くんと交代すれば人数たr」



余計なことを言いそうなAの口を後ろから押

さえ込む


それじゃー意味ないじゃん



『念のため外側からも射撃準備だよ』



いつでもいい子の渚くん。


どんな表情見せてくれるのか楽しみすぎ


思わずにやけそうになったところで、つま先に鈍い

痛みが走った



『い!?』



驚いていると、腕の中からAがするっと抜け

出した

足踏んだのか


A「なにすんのバーカ、せっかく僕が、」



渚「わかった」



『え?』



渚「僕がボートする。二人で乗れば?ちょっと伝え

てくるね」




うわぁ露骨。



そんな顔してやきもち焼いてますって丸わかりじゃ





渚くんのあんな顔初めて見た





…で、こっちは気付きもしないで、間抜け面って呼

ぶには儚すぎる表情で渚くんの後ろ姿を見てる




嫌われちゃったとか思ってそう




一瞬俯いて、それでこっちを見て笑う



A「行こ」




『ひどい顔w』



無理してるってばればれ


いつも通りの顔なのに、ばればれだ



A「知ってるよバカルマくん。」



『うわ、言ってくれるじゃん』



今度はちょっといたずらっぽく笑う



A「Aくんが優しく運転してあげる。

落ちないでよ?w」


頭を傾けて、ふわっと髪の毛がゆれる


これは結構くるなぁw


手のひらの暖かさに頰が緩む


『俺も大概やばいなぁ』

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設定タグ:暗殺教室 , 潮田渚 , 赤羽業   
作品ジャンル:アニメ
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2k?(プロフ) - 続きはありませんか!? (2022年8月14日 7時) (レス) @page46 id: 086cbb7ccc (このIDを非表示/違反報告)
rerere0907(プロフ) - すごく面白かったです!これからも更新頑張ってください!応援しています、 (2020年7月27日 21時) (レス) id: dac62f7abc (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - すごく面白いかったです!!!題名につられて読んでみたらものすごくいい小説に出会ってしまいました!これからも更新楽しみにしていますね。 (2018年12月29日 14時) (レス) id: 85260c4bec (このIDを非表示/違反報告)
みのり - 面白かったです! (2018年11月17日 13時) (レス) id: 7efa002e96 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - 更新楽しみにしています!頑張ってください!続きめっちゃ気になります! (2018年11月7日 3時) (レス) id: e2185deb66 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年1月20日 16時

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