先生の時間 2時間目 ページ14
渚side
認めさせなきゃ────
──────どんな手を使っても。
僕は殺せんせーに抱きつくように手を伸ばした。
殺「にゅや⁉」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド────。
爆発したはずなのに痛みを感じない。
殺「実は先生、月に一度ほど脱皮をします。」
そのおかげで、怪我がないのか
先生の顔は、顔色を見るまでもなく…真っ黒。
ド怒りだ。
教室の誰もが恐怖に顔を強張らせ、か細い悲鳴をあ
げる中、一人だけは違った。
殺せんせーは、みんなの家の表札を一瞬にして教室
へと持ち込んだ。
5秒間でみんな悟った。
地球の裏側でも逃げられないと。
なのに、眠そうな彼は顔色1つ変えずに、殺せんせ
ーを見ていた。
『……。(全く怖がってる様子がないなんて)』
A「……。(←恐怖のあまり硬直中…)」
寺「何なんだよテメェ‼迷惑な奴に迷惑な殺し方して
なにが悪りぃんだよ‼」
ピンポンピンポーン
殺「迷惑?とんでもない。君たちのアイディア自体
はすごくよかった。特に渚くん、君の肉迫までの自
然な体運びは100点です。」
僕は自分を大切にしなかったことを怒られた。
そんな生徒に暗殺する資格はないと。
殺「人に笑顔で胸を張れる暗殺をしましょう。」
マッハ20で怒られて、うねる触手で褒められた。
この異常な教育が、僕は普通に嬉しかった。
この異常な先生は僕らのこと、正面から見てくれた
から。
殺「さて!問題です渚くん。先生は殺される気など微
塵もない。皆さんと来年3月までエンジョイしてか
ら地球を爆破です。それが嫌なら君たちはどうしま
すか?」
暗殺なんてしたことないし、僕らには他にすべき事
が沢山ある。
けどこの先生なら─────
『地球を爆破されるその前に、先生を殺します。』
天瀬くんはきっと、先生がいい人だって気付いてた
から怖くなかったんだ。
って、寝てるよ。
A「……(怖えええええええええ!!!)」
←伏せて震え中
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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れもねーど - 次元っていい方好きです! (2019年4月6日 13時) (レス) id: ff2f367221 (このIDを非表示/違反報告)
う み う し 。(プロフ) - うにさん» 女の子ですよ!設定参照です! (2018年3月30日 17時) (レス) id: 83faaa6d7a (このIDを非表示/違反報告)
うに - 性別どっちダ。。。? (2018年3月30日 17時) (レス) id: f0adf48f80 (このIDを非表示/違反報告)
うみうし(プロフ) - 瑠華さん» ありがとうございます…頑張ります! (2018年1月23日 8時) (レス) id: 83faaa6d7a (このIDを非表示/違反報告)
瑠華 - 面白いです!!応援してます!!頑張れ\(*⌒0⌒)b♪ (2018年1月22日 22時) (レス) id: 7af49bf057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:稀。 | 作成日時:2018年1月6日 23時