電話と嫌いな上司。 ページ10
「はーい
「そうそう、は？違います。」
「報告です。ほ・う・こ・く！」
「切りますよ？切りますね？はーいさよなら。」
「ったく…教師一週間目、何事もなく終了しました。
問題としては…あ、そうですね、新しい教師が投入かれましたかね、イリーナ・イェラビッチとかいう暗殺者。」
「いやー予想以上ですよ、あの怪物。」
「イリーナ先生の攻撃ものともしてませんから。」
「ま、いざとなれば学校とか全部巻き込んでウチの戦力総動員で殺せばなんとかなりますし。」
「はい。私でも腕取れましたから。」
「切りますね。」
「今結構イライラしてるんですよ。そして貴方の声を聞いて更にイライラが募りました。」
「殺しましょうか。あ、そうだ、私今0.1ミクロン体内に入るだけで３秒で死に至らしめられる劇薬の開発頑張ってるんですよ。第一実験被検体にして差し上げてもいいですよ？」
「そんな、遠慮なんてしなくていいのに。」
「報告？ああ、そうでしたっけ。」
「…そう、ですね…まあ、私的には、貴方が死ぬことが一番嬉しいですけど。」
「黙ってください。」
「はい。あと、有南に替わってくれますか。」
「………ああ、有南。」
「今とてつもなくイライラしてるから、死んでくれ。じゃ。」
「あーすっとした。」
電話を切って、一つ伸びをする。
教師一週間目、何事も…っていうわけではないけど、無事終了。
「んで、そこに隠れてる金髪少女たちは何やってるのかな？」
山道を降りるために歩く足を止めて、右斜め後方を振り返る。
すると、がさがさと音を立てて木の後ろから中村さんと倉橋さんが出てきた。
「いやーバレてたとはー」
「気配消すの下手だね。もっと精進なさい。」
「一緒にかえろーよー先生！」
「先生って呼ばなきゃ一緒に帰りますよ。」
「じゃあAさん！」
「まあ、許す。」
「やった！」
「あ、こら、腕を引っ張らない。」
元気だな、この２人。
「Aさん、なんで電話してたの？」
「上司に報告。」
「上司の割には物騒な単語がちらほら聞こえてきてたけど。」
「まあね。上司だとか思ってないし。」
「いいのそれ？」
「いいよ。何も考えてないやつに私の上司が務まるかってんだ。」
「怖いAさん！」
「思ってないでしょ。」
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リーム(プロフ) - あづさん» ごめんね遅くて！ｗｗかんばるわｗｗ (2017年11月2日 20時) (
レス) id: 6a4782a87b (このIDを非表示/違反報告)
あづ(プロフ) - 更新ナイスです！(o^-')b ! (2017年10月29日 13時) (レス) id: 52447dabd5 (このIDを非表示/違反報告)
リーム(プロフ) - クルミもちさん» そうなんですね！タイトルを教えていただけますか？ (2017年10月2日 20時) (レス) id: 6a4782a87b (このIDを非表示/違反報告)
クルミもち - 私も、暗殺教室書いてるので良かったら見に来て下さいね！ (2017年10月2日 0時) (携帯から) (レス) id: 5e6fee981d (このIDを非表示/違反報告)
リーム(プロフ) - 緑無さん» 分かりました！ではルビをつけさせていただきます！応援していただき、ありがとうございます＾＾ (2017年9月28日 20時) (レス) id: 6a4782a87b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リーム | 作成日時：2017年7月20日 23時
