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作戦実行「脱出」1 ページ42

クリントside

しばらくAの小さく泣く声が響く

無理になんて少し心が痛むが
頭にきて見境なくなったのは事実
Aはなんであんな事言ったのか

自分から気持ちが離れてしまったのではないかと、キャプテンかそれともソルジャーに心変わりしたのかと思うと腹が立つ

クリ「………クソッ」

しばらくすれば
Aの部屋は静かになり
小窓を見ればベッドで
いつものよに丸まっている

クリ「寝たか………」

クリントはその場を離れて監視に頼み
1度スタークタワーに戻って行った。





Aside

目を閉じていれば
クリントの気配がなくなるのがわかった

(………ハァ)


あれから何時間たったのだろうか

コツ………コツ………コツ………

今まで聞いた事のない音がする

(何?)

音はバスルームからしている
バスルームの扉をそっと開けば

小窓から音がする

(誰かいるの?)

小さな声で言えば

何かが小窓の鉄格子からこちらをみていた。

(ひぃっ!)

真っ暗の中、真っ黒な体

よく見れば

(おっ王様?)

ブラックパンサーがそこにはいた

ブ「いまからここを開ける、離れていてくれ」


Aが離れれば
鉄格子の周りから何かで溶かしている

壁をそっと下ろせば

ブ「おっと!」

Aはブラックパンサーに抱きついた

(………っ!)

ブ「………」

安心したせいか涙が止まらなくなる
ブラックパンサーはAを抱き上げ
真っ暗な街を駆け抜けて行く

ブ「………何があった」

(………っ!)

何も言わないでしがみついて泣いてるA

少し痩せたように見える

ブ「大丈夫だ。」

Aをギュッとだきしめてやる

チラッとみたAの格好は
やはり、長めのシャツに1枚

ブ「目のやり場に困るな」

(これかしか着替えなかったの)

ブ「………しょうがないか」

しばらく走っていれば
車が止まっており

いかにも速そうな車だった

中に乗れば

シュリ「Aさん?!」

(はじめまして………)

シュリ「やっぱり美人ー!」

(えっと………)

ブ「妹のシュリだ。」

(よろしくお願いします)

シュリ「こちらこそ!とりあえず行くよ!」

車を運転するシュリ

車は猛スピードで街を駆け抜けていった


ブ「A、その腕輪は?」

(力が使えないように付けられた。)

シュリ「帰ったらはずしてあげる!」

(あっありがとう………)

そんなことができるのかと
大丈夫だろうかと不安になった。

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アヤ - 一気読みしてしまいました!とても面白いです!!更新楽しみにしてます♪ (2019年9月29日 19時) (レス) id: 01692cde54 (このIDを非表示/違反報告)
ナナミ(プロフ) - あみさん» 同じホークラブな方に喜んで頂き嬉しいです。コメントありがとうございます。 (2019年9月9日 22時) (レス) id: fe6a8730ff (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 本当に本当に面白いです! この小説読んでもう3回くらい泣きました。更新楽しみにしています!応援しています。ホークアイラブです。 (2019年9月9日 19時) (レス) id: 1c865a3f02 (このIDを非表示/違反報告)
ナナミ(プロフ) - noraさん» 更新が遅くなっていますが、楽しみにしていてくださり嬉しいです。コメントありがとうございます。 (2019年9月7日 21時) (レス) id: fe6a8730ff (このIDを非表示/違反報告)
ナナミ(プロフ) - 戦国娘さん» どんな風に出そうか迷いましたが喜んで頂き嬉しいです。コメントありがとうございます。 (2019年9月7日 21時) (レス) id: fe6a8730ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナナミ | 作成日時:2019年9月1日 0時

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