不安的中 ページ18
誰もいない
リビングのテーブルで
向き合って座る２人
キャプ「クリントはAを想ってる。」
(………わかってるけど、普通の人間といた方がクリントは幸せなんじゃないかって思うの。)
キャプ「………決めるのはAだ。」
たしかにAの考えも一理ある
ただ、Aの事を好きな気持ちは
キャプテンも同じで
それ以上は何もいえなかった。
もしも、2人が別れたら
必ず自分が……とそう思ってしまう。
リビングに繋がる廊下では
トレーニングから帰ってきた双子が
その話を聞いていた。
ピエ「Aとバートンうまくいってない？！」
小さな声で話す２人
ワン「どうかしら、バートンが離さないわよ？」
ピエ「でも、能力者と力のない者は一緒にいてもうまくいかない事のが多い。」
ワン「分かり合えないのよね。」
ピエ「どうなるんだろう。」
ワン「わからないわ。」
ピエ「俺が攫ってもいいかな………」
ワン「その前にキャプテンって言うライバルがいるわよ。」
すっかり忘れていた
キャプテンの事を言われ愕然となる
ピエ「それがあった………」
ワン「頑張る事ね。」
双子は何も聞かなかったかのように
リビングに入れば
Aは急いで涙をふく
それをみたピエトロはAの側により
ピエ「A………」
目元を指でなぞり
(どうかした？)
ピエ「赤くなってる。」
(痒くて擦ったから)
ピエ「あんま泣くなよ。Aは笑ってる方がいい。」
(………え？)
いつもとは違うピエトロ
真っ直ぐAを見つめ真剣な瞳
(ピエトロ………)
ピエ「………チューしていいか？」
(はぁ？！)
キャプ「台無しだな」
ピエ「冗談だって」
(ピエトロも真剣になる時があるんだね)
ワン「たまによ。」
キャプ「あんまり見た事ないな。」
笑い合う4人
(そうだ！夕飯作らなきゃ！)
そう言って冷蔵庫を開ければ
(………)
固まるA
キャプ「どうかしたか？」
(中身が空っぽ！)
キャプ「あっ………ナターシャに買い物頼まれてたんだった。」
(急いでいこう！)
キャプ「あぁ、ピエトロ達も来るか？」
ワン「留守番がいないとダメよ？」
ピエ「A、ジュース買ってきて」
(自分で買ってきなさいよ！)
ピエ「ケチだなー。」
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アヤ - 一気読みしてしまいました！とても面白いです！！更新楽しみにしてます♪ (2019年9月29日 19時) (
レス) id: 01692cde54 (このIDを非表示/違反報告)
ナナミ(プロフ) - あみさん» 同じホークラブな方に喜んで頂き嬉しいです。コメントありがとうございます。 (2019年9月9日 22時) (レス) id: fe6a8730ff (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 本当に本当に面白いです！ この小説読んでもう3回くらい泣きました。更新楽しみにしています！応援しています。ホークアイラブです。 (2019年9月9日 19時) (レス) id: 1c865a3f02 (このIDを非表示/違反報告)
ナナミ(プロフ) - noraさん» 更新が遅くなっていますが、楽しみにしていてくださり嬉しいです。コメントありがとうございます。 (2019年9月7日 21時) (レス) id: fe6a8730ff (このIDを非表示/違反報告)
ナナミ(プロフ) - 戦国娘さん» どんな風に出そうか迷いましたが喜んで頂き嬉しいです。コメントありがとうございます。 (2019年9月7日 21時) (レス) id: fe6a8730ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナミ | 作成日時：2019年9月1日 0時
