欠片3〜アベンジャーズ 〜

見たものは ページ37

その頃ジェット機では


ナタ「ねぇワンダ。貴女はAの何を見たの？」

ワン「言い表すのが難しい、凄く深いあれは…。」

クリ「なんだ？」

ピエ「………闇だ。」

キャプ「Aの心の闇？」

ワン「彼女が真っ暗な所で泣いていたの、それしか見えなかった。」

ピエ「Aには俺達が知らない何かがあったのか？」

バナ「彼女は今まで沢山傷付いてきたんだよ。それが闇になってるのかな。」

クリ「そうだな………」

キャプ「僕たちが言うより、Aから聞いた方がいい、」

ナタ「無理やりはダメよ。過去の事は皆んな触れないようにしてるの。」

ピエ「わかってる………」

ワン「A………」



そこへ

フィル「なんだ？湿っぽいな？」

(お待たせ！)

Aの眼は赤くなっていた、
それでも笑顔だ。

マリア「Aこれ薬よ！じゃぁ、また！」

(マリア！ありがとう！)

笑顔で手を振るA席に座りベルトを締めた

クリ「もういいのか？」

(うん。)

クリントにニッコリ笑うA

クリ「そうか。」

となりに座ってるクリントはそっとAの手をにぎり、反対に座ってるコールソンも手を握る

(………捕まった気分)

クリ「黙ってつながせろ」

フィル「そうだぞ。」

(はいはい。)

ピエトロはジッとAをみれば
ニッコリ笑ってくれた


クリ「腹減ったな」

(うん………)

またAはクリントに寄りかかり
また爆睡してしまった


キャプ「コールソン、Aは何を長官に？」

皆んなが注目する。


フィル「自分の闇を見たと、仲間を傷つけることがあるなら自分の命を絶って欲しいと言われたよ。」

ナタ「何言ってるのよ。」

クリ「んな事するかよ。」

フィル「後はプライベートな事だからな。」

バナ「プライベート？」

キャプ「ほかに何かあるのか」

フィル「こればかりはA次第だな。」

チラッとクリントを見るコールソン

クリ「………」

ナタ「そうゆう事ね。」

ピエ「どうゆう事だよ」

ワン「Aも色々思う事があるのよ」

キャプ「思う事か………」

フィル「だが、Aの闇を深くさせたのはこちらのミスだからな。」

ナタ「手放すからよ。」

フィル「わかってる。誠心誠意尽くすよ。」

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