欠片3〜アベンジャーズ 〜

見せられた物 ページ33

男がAに向かって指を向ければ

(………っ！ちょ！)

身体が浮き引き寄せられる

クリ、ナタ、フィル「A！！」

自分の目の前には男がいる

男「闇と光が混同してる。君はいい闇を持ってるな。」

男がAの顎を持ち唇を触り

男「少し汚れたが、まあ、いい。闇に落ちてこい」

クリントは眉間にシワを寄せる



男はAに何かを見せ

(………っ…やだぁぁ！！！)


周りに力を使い石を飛ばし

両手に短剣を出せば
男の胸を刺したが霧のように消えてしまう。


(はぁはぁはぁ……っ！)


意識を失ったAの体は下に落下する

クリントが走り
滑り込んでAをキャッチした


クリ「Aしっかりしろ！」

Aを抱きとめてるクリントを指差した男は


男「闇に落ちるれば攫いにくるぞ。」


クリ「なんだと？」


また霧のように消えてた


フィル「なんなんだ？」

ナタ「消えた？」

キャプ「あいつ」


クリントはAを抱き抱え

クリ「A………」




(………んっ)

起き上がったAの呼吸は速く

クリ「A？」

(………私は闇に、私とあれは)

クリ「こっちを見ろ！！」

皆んなもAを心配していた。

クリントの顔をみれば
酷く心配した顔をしていて

(………大丈夫…だ………から)

フィル「何があった？」

ナタ「本当に大丈夫？」

(………うん)

ピエ「A………もしかして」

(見えたの？)

ワン「私も見えた、少しだけど」

フィル「力があるものだけがみえたのか」

キャプ「俺は見えなかった」

(キャプテンは光だから、見えない。貴方には絶対。)

射抜くような瞳でいわれ

キャプ「A………」

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