欠片2〜アベンジャーズ 〜

許せない ページ49

Aside

仕事をしていたAは
ニュースがテレビで流れていた

店主「誘拐だって……怖いね」

(誘拐？)

店主「Aちゃんもきをつけてよ？」

(私は大丈夫ですよ)

ニュースをよく見れば
子供が誘拐される事件が相次いでいた。


(酷い許せない………)

店主「怖い事する人もいるもんだねぇ」



仕事が終わり帰宅してる時だった
黒い車が遠くに止まっており
黒ずくめの男が子供を抱き抱えて
車に乗せようとしているではないか

Aは帽子を被り
その子供の所に走りだし
手の平から尖った宝石を出し男を始末し

子供「うぇーん！ママぁ！」

(怪我はない？)

子供は泣き止み

子供「おねぇちゃんは良い人？」

(そうよ。お家わかる？送ってく)

Aは子供を抱き上げ
素早くその場を離れた。


子供を家まで送り届ければ
まるで天使のような笑顔で

子供「おねぇちゃんありがと！」

(このことは絶対に秘密よ。)

子供「わかった！約束ね！」

子供が家に入るのは確認すれば
親の安心した顔が見えて

(良かった………)

すぐさまその場を離れた。

(良いことに使うならいいよね。)


愛されてる子供が
拐われるなんて


犯人が許せなかった



それからは誘拐される子がいれば助けにいき
Aは誘拐犯に裁いていった。



ニュースでは誘拐犯捕まる
影のヒーローなどと報道されるようになり

誘拐犯も次第に手が出せなくなっていき
街が静かになっていった。

誘拐される子供も少なくなった。



だが、まだ帰ってきてない子もいる。



Aは部屋で精神統一し


手を翳せば刀の形を出せるようになった。
反対の手は尖った宝石を飛ばす



ヒュン………ドス！！

(あっ、ヤバイ)


借りてる家の壁に突き刺さる
それを抜き
別の板を置き的にする。


刀を振り回して
家具や電化製品に当たらないように訓練する。



Aはどんどん強くなっていった。
だがその目は冷ややかだ


そして、調べ尽くした結構
敵のアジトはフロリダにあり

子供の人身売買をしているとの情報を得たのだ。

悪いやつらを捕まえて
殺す寸前まで追い込み情報を聞き出す

怖いやり方だが

何とかしてそのアジトを壊滅させたいのだ。

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