欠片2〜アベンジャーズ 〜

まさかの事態 ページ47

キャプテンを助けて
捕らえた２人をよく見れば

クリントはある物に気がついた。

クリ「おい、お前。」

ピエ「あ？」

クリ「それはどうした。」

ピエトロが付けているものを指差し

ピエ「知らねーよ。」

クリ「盗んだのか？」


クリントとピエトロのやり取りに
コールソンが近づいてくる

ピエ「貰ったんだよ！盗むわけねーだろ」

ワン「………ピエトロ駄目よ」

時すでに遅し

クリ「いつ貰った？」

ピエ「………」

喋らなくなったピエトロに弓矢を構え

クリ「今ここで仲間達の仕返しをしても誰も俺を責めない。」

ワン「やめて！少し前に貰ったのよ！」

クリントは眼を細め
フィルは驚きを隠せない

フィル「贈り物か？」

ワン「そうよ、それが何よ。」

そのキーホルダーは宝石でキラキラ光り
フックの所も宝石になっている。
見たことある物だ。

クリ「そんな事あんのかよ。」

フィル「いや、そんなはずは………」

そこへやって来たスターク

スタ「どうしたんだ？」

クリ「スタークあれを見ろ」

クリントが指差した方をみれば

スタ「これは………！」

アベンジャーズ のメンバーが動揺する

クリ「何処で貰ったんだ」

ピエ「言わない約束だ。」

ワン「だから言えない。彼女に迷惑かけられない」

クリ「彼女？」

フィル「女か？」



ドンッ！！


壁をグーで殴るクリント

クリ「言わなきゃ今すぐここから落とす」

クリントの目は本気だった

ワン「なによ………」

ピエ「………俺は言わねーよ。」

ワン「ピエトロ………。」

ピエトロが彼女を好いていたのには気づいていた
今週もまた会う約束をしたけど
約束は守れなかった。

ワンダにとっても友達だ。

フィル「あまり脅かすな、その子の名前は？」

ピエ「ワンダ言うな。」

クリントがピエトロの首を掴む

クリ「立場がわかってねーな」

ワン「……まって！……っ………Aよ。」

誰しもが驚き固まる



スタ「まさか…。」

ワン「Aごめんなさい。」

ピエ「あの子には何もするな、俺らとは関係ない。」

強い口調で睨むピエトロに

クリ「お前、Aが好きなのか」

ピエ「だったらなんだよ。」

クリ「ガキがガキを好きか」

ワン「なんでガキってわかるのよ」

フィル「余計な事を言うな、バートン」

クリ「………」

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