最悪な出会い ページ44
Aは
また手から石を出せるようなり
昔と同じ宝石
(今月きついな………)
カフェで働くが、
その月によって違う月給
そんな時は宝石を売って
生活費にしていた
顔が見られないようにフードをかぶり
路地裏で宝石を出せば
そのまま買取してくれる店に売りに行っていた
だが、その日は違ったのだ
いつものように裏路地で宝石を出せば
男「いいもん持ってるじゃん」
手のひらの宝石をとり
そいつは消えてしまった
(ちょ！えっ？いない？)
ついてないと思い家に帰ったが
………あれは誰？
一週間後また裏路地にいけば
あの気配が
手に出した宝石を取られる前に
相手の腕を掴んだが
(ちょ！)
そこから瞬間移動してしまい
男「手を離せって」
2人はバランスを崩してた倒れ
Aのフードは外れ
顔は丸出しになった。
男はAを見つめ
男「お前………」
(この前の宝石かえしなさいよ！)
男「もうない。」
そこへ
女「何してるのよ」
２人の前に立ちはだかりこちらを見てる
女「まさか、ナンパ？信じらんない。」
男「違う！こいつが」
(この人が私の宝石をとったのよ)
女「ちょっと！人から盗むなんて」
男「こいつ、手から宝石出したんだぜ」
(………いいから返して)
男「だからないっての！」
女「貴女、能力者？！」
(関係ないでしょ)
Aはその場を足早に去っていった
家に帰ったはいいが
ムッとした顔をしているA
(なんなのアイツ。)
それからしばらくは宝石を売りにいくのをやめ
部屋で力をコントロールできるように練習したりし
新しい武器を作り出したいと思っていた。
そう思ったのは
街にある小さな映画館で見た
日本の侍の映画が凄く気に入ったからだ。
少ないお金を貯めて
何回も観に通った。
(………集中)
手の平を出し思い浮かべる
今までは石を投げる事がメイン、武器は短い刃物程度
それ以上に何かを出来るようになりたかった
戦うわけじゃないけど、
いじめられている子がいれば
遠くから石を投げたり
絡まれてる人を助けたり
使い過ぎると古傷の脇腹が痛むけど
もっと誰かの役に立ちたかった。
それでも、皆んなに会えない寂しさは
どうしても埋まらなかった。
(………寂しいよ)
一人きりの部屋でポツリ呟いた。
施設にいた時も誰かしら側にいたが
Aの寂しさは募るばかり
(このままずっと１人かぁ……ﾊｧ)
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ナナミ(プロフ) - スイカさん» まだまだこれからですよ！(*´ω`*)更新がんばります！コメントありがとうございます！ (2019年6月21日 19時) (
レス) id: 162c0f6f4e (このIDを非表示/違反報告)
スイカ(プロフ) - まさかこんな事になるなんて（ ; ; ）更新頑張ってください！ (2019年6月21日 19時) (レス) id: 575ffa8c3a (このIDを非表示/違反報告)
ナナミ(プロフ) - アルトさん» コメントありがとうございます！励みになりますー！┏○ﾍﾟｺ (2019年6月19日 20時) (レス) id: 162c0f6f4e (このIDを非表示/違反報告)
アルト - いつも楽しみにしています！更新頑張って下さいo(`･ω･´)o (2019年6月19日 17時) (レス) id: 199302a2c7 (このIDを非表示/違反報告)
ナナミ(プロフ) - ミルクティーsサイズさん» コメントありがとうございます！励みになります。落ちはですねー。スタークさんではないんですよぉ。ごめんなさい(；д；) (2019年6月18日 19時) (レス) id: 162c0f6f4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナミ | 作成日時：2019年6月15日 23時
