欠片続編２

見える人と見えない人１ ページ36

そこにやってきたのは

マリア「さっきみたいに出してみたら？」

(マリア！)

キャプ「長官の部屋でか？」

(あーうん)

スタ「長官に見せて、仲間にはみせれないのか」

(そうじゃなくて………)


クリ「やってみろ」

(……はぁ、わかったよ)

渋々、力で刀を作れば


クリ、ナタ、キャプ、スタ「？！」

マリア「やっぱり同じね」

ナタ「細いわね。」

スタ「それはなんだ、パスタみたいだな」

キャプ「凄いな………」

ブルースはジッとAをみつめ

(博士？)

バナ「寂しいのかい？」

(………っ！)

口を尖らせるA

バナ「コールソンがいなくなって心からの力が出ないんだね。」

(でもいつか元に戻って仲間を困ってる人を助けたい)

クリ「………A」

Aを抱きしめるクリント

キャプテンはいつか泣いていたAを思い出し

キャプ「焦るな」

(………うん)

よそよそしい態度で返事をする

ナタ「大丈夫、彼も見守っているわ。」

(………そうだよね)

ナタ「それで………」

クリントからAを奪い

(ナターシャ？)

Aの顔を両手で包みじっと瞳を見つめる


(どうしたの？)

ナターシャ綺麗なんて思っていれば


ナタ「ダメだわ！私には見えない！」

キャプ「よし！俺も！」

(ちょっ：；)

目を泳がせるが

キャプテンが顔を掴み
見つめ合えば

やはり、ちょっとだけムッとしたクリント

キャプ「………何故みえない？」

スタ「私にもかせ！」

スタークが、じぃーと見れば
Aもスタークを見つめる

スタ「………見えないな」

(見えない人がいるのが不思議)

ナタ「もしかして、心が汚れてると見えないのかしら？」

キャプ「俺は汚れてるのか………」

落ち込みキャプテンに

バナ「キャプテンは純粋だよ。」

キャプ「純粋？！あはは！それは嬉しいな！」

ご機嫌はあっという間になおり

やっぱり純粋だとおもったナターシャだった。

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