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贈り物 ページ33

長官は
引き出しから何かを取り出して

長官「コールソンは自分に何かあったら、これを君に渡してくれと頼まれた。」

渡された封筒

(私に?)

その場で開けてみれば
手紙と小さな時計が入っていた

(これはフィルが使っていた物)

手紙を開けてみれば

そこには

Aへ

この手紙を読んでいるという事は
もうこの世界に私は存在していないのだろう。

どんな最後であっても
私は君を大切な娘と思っているよ。

たとえ会えなくても
君の心に私はいる。

大切なA、幸せになってくれ
仲間と愛する人を信じて
命を大切にしてくれ。

ありがとう。
最愛の娘Aへ


フィリップ・J・フィル・コールソンより



(………フィル)

涙が止めどなく溢れ
声を上げて泣きながら手紙を読んだ


外にいるメンバーは
扉からAの泣き声が聞こえ


キャプ「泣いてる?」

クリ「泣いてるな。」

ナタ「泣くほど怖いの?」

スタ「まさか」

キャプ「結構な声で泣いてるぞ?」

心配になる4人



Aとは言うと

マリア「ほら、これで拭きなさい」

マリアからハンカチを渡され

(ありがとう………ズビッ)

長官「君から父親的な存在のコールソンを奪ってすまない。」

(……力があるのに助けられなかったから)

マリア「Aのせいじゃないわ」

背中をさするマリア

長官「これからは、私が父親役をやる。何でも言ってこい。」

一瞬、間があったが

(あっ、ありがとうございます。)

長官「私じゃ不満か?」

(そんな事はないですが、何でも言っていいんですか?)

長官「そうだ、言ってみろ。」

(休暇を下さい!)

長官「もう休んだだろう?力を出せる様になるまで訓練やり直しだ。」

(フィルのが良かったなぁ)

マリアは笑いながら

マリア「他のメンバーを呼びますね。」


大きな扉を開ければ

クリ「どうなった?」

マリア「中に入って」

キャプ「泣き声が聞こえたぞ」

スタ「うちのお姫さんを泣かしたのか?」

ナタ「怒り過ぎなんじゃないの?」

クリントがAの側にいけば

クリ「目が腫れてる」

(………ちょっとね)

長官「Aから話は聞いた。ほとんど力が出てないから訓練をする事だ。」

(わかりました。)

長官「ゆっくりでいい、焦るな。」

ナタ「良かったわね」

(うん!)

キャプ「了解。」

本部を後にし
スタークタワーに帰宅していったのだ。

タワーに帰宅→←長官と対面



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ナナミ(プロフ) - ゆかさん» コメントありがとうございます。自分でも、試行錯誤しながら思い立ったのを書いてます。まだまだ文字ミスがあったりと未熟ですが、がんばります。 (2020年6月1日 1時) (レス) id: d7e60dcab1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 何でこんなに良い話が書けるんですか?!最高です、個人的に博士とトニーとの絡みがめっちゃすきです、 (2020年6月1日 1時) (レス) id: 9f082aa266 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナナミ | 作成日時:2020年5月31日 3時

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