ロキに渡した物 ページ13
そしてAの中から無数の光が出てくる
手のひらを出せば
キラキラと輝く光が手に乗り
それは温かくて光り輝いていた
(これが………)
ソ「美しいな」
光の中から声がし
レ「A………ありがとう。私の中にある力以外の全てはロキに、そして力はAに渡すわ。今までとバランスが違うから慣れるまで時間がかかるかもしれないわ。」
(力だけ?)
レ「ロキに力は必要ないの、また悪さしたら困るでしょ?」
(それはそうだけど)
キラキラと光中から
金色の小さな光が飛び出して
あっという間にAの中に入っていく
(………っ!)
残りの全てはロキの中に
ロキ「温かい………」
ロキの瞳から一粒の涙が溢れ
Aは意識を失い
ソ「おい!A?!」
そのまま倒れたのをソーが受け止める
ロキ「しばらくは力の加減がわからないだろうから側にいてやってくれって」
ソ(そうか………わかった。)
ソーはAを抱き上げて
ロキの牢獄から出ていけば
ロキ「………借りができた」
ソ「それは、Aに言うんだな。」
ソーはロキを見ずにAを抱き上げ
長い暗い階段を登っていった
ロキ「A………ありがとう。」
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ナナミ(プロフ) - ゆかさん» コメントありがとうございます。自分でも、試行錯誤しながら思い立ったのを書いてます。まだまだ文字ミスがあったりと未熟ですが、がんばります。 (2020年6月1日 1時) (レス) id: d7e60dcab1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 何でこんなに良い話が書けるんですか?!最高です、個人的に博士とトニーとの絡みがめっちゃすきです、 (2020年6月1日 1時) (レス) id: 9f082aa266 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナナミ | 作成日時:2020年5月31日 3時