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Story59*。゜ ページ11

『拓也君、好きな食べ物教えて』



『うーん…そうだな〜…さつまいも…』




『さ、さつまいも……?』









拓也「Aちゃんが作ってくれたの?」




手渡されたのはお弁当箱いっぱいに入った、さつまいもの煮物だった。



A「一番美味しいものが作りたくて


煮物をたくさん作ったんだけどね。


よくよく考えてみたら全然可愛くないし喜んでもらえないかも…って。」





そうだ、2週間前にお礼するって言ってくれてたんだっけ。






拓也「本当に作ってくれるなんて…思ってなかった。」




俺にこの煮物作るために自分の時間も削って作ってくれたの?



休みもなくてヘトヘトの時期に?









拓也「全部全部…


俺の…ために…?」








この胸の高鳴りの意味がやっとわかった。





拓也「Aちゃん。」




A「は、はい…!」






俺は、きっとあの日から_






拓也「AちゃんのことAって呼ぶから



Aちゃんも俺のこと拓也って呼んでよ。」




A「拓也…?」












拓也「A、大事に大事に食べるからね。」











俺は、神崎Aのことが好きだ。




















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作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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妃菜 - 同じ部活のこにキュンキュンしてます(●´∀`●) (2015年9月27日 21時) (レス) id: 3daaa6057f (このIDを非表示/違反報告)
けーたぽん(プロフ) - この作品、とっても面白いです!これからも、更新、頑張って下さい!応援してます(*゚▽゚)ノ (2015年9月24日 21時) (レス) id: 17ff765b47 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くろまめ | 作成日時:2015年7月29日 20時

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