Song*62 ページ30
次の日、時刻は16時を少し過ぎたところ。
18時から始まるライブに向けて準備は着々と進んで、グッズを買ったり、早めに並び始めているファンの方々を見下ろすような形で、2階の楽屋で最後の打ち合わせをしていた。
「ここの場面で1回暗転するからね。」
『わかりました、明かりついたときにはお兄ちゃんもあらきさんもステージにいるんですよね?』
「そうだね、MC挟んで2人ずつ歌って、またMC挟んで最後に3人で歌って終わり。」
特に最後、お兄ちゃんとあらきさんにサプライズ登場してもらう場面はスタッフさんと2人も含めて念入りに打ち合わせする。
な「流れがほぼ俺らのライブに3人で出た時と同じだからやりやすいな」
あ「そうだね、俺に関しては2人で歌う曲も同じだからね笑」
そう、今回、お兄ちゃんと2人で歌う曲は前回から変えておこちゃま戦争にしたけど、あらきさんと歌うのは前回と同じでECHOにした。やっぱり馴染み深い曲だし、何よりファンの方が1番喜んでくれそうだから。
『そのあとのBlessingがやっぱりちょっと緊張しますね…元々大人数で歌う曲だから難しいですし…』
最後の曲は3人と、スタッフさんとも話し合って決めた。盛り上がるだろうし、何よりファンの方々にも一緒に歌ってもらえるだろうってことで。
ま「大丈夫ですよ、千雪さん!関係者席にこんなに歌い手揃ってるんですから!大合唱しちゃいますよ!」
そ「お前本当にやりそうだよな、大声で。」
もちろんですよ!!とニコニコ笑うまふまふさんと呆れたように笑うそらるさん、口々に任せといてー!というピコさん、un:cさん、めいちゃんさん、luzさん、96ちゃん、お姉ちゃんを見てふっと力が抜ける。
本当に申し訳ないくらい豪華で、大切な人たちが集まってくれた。
『ありがとうございます、本当に…皆さん忙しいのに来ていただいて。』
そ「俺らが来たくて来てるんですよ。まふまふなんて、何放り出してでも来る気満々だったんですから。」
俺もですけど、と笑うそらるさんに当たり前じゃないですか!というまふまふさんにまた笑いが起きる。
め「結局俺らも関係者席入れてくれてありがとうね、Aちゃん、なるせ!」
な「言っとくが俺は嫌だったんだからな!!Aに頼まれて仕方なくだからな!!」
そんなぁ〜、なんて溢すXYZメンバーも笑顔なのは、信頼関係の賜物だろう。
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璃穂(プロフ) - みんと。@浮気性さん» 遅くなって本当に申し訳ありませんでした…まだ待っていてくださっていたら本当にお待たせしました!!またもう少しお付き合いくださいませ…! (2022年3月25日 15時) (レス) id: a64256496e (このIDを非表示/違反報告)
璃穂(プロフ) - 奏穂さん» 遅くなり本当に申し訳ありませんでした!!ようやくコロナが少しだけ落ち着いてくれましたので更新させていただきました!もう少しお付き合いくださいませ…! (2022年3月25日 15時) (レス) id: a64256496e (このIDを非表示/違反報告)
みんと。@浮気性 - あああああ気になる…!!!お仕事大変だと思いますが、のんびり待ってます!!!頑張ってください…!! (2022年1月14日 20時) (レス) @page37 id: d959435e19 (このIDを非表示/違反報告)
奏穂(プロフ) - はじめまして…好きです…更新大変かもしれませんが、待ってます…!!終始ドキドキがとまらねぇよぉ!! (2021年11月14日 19時) (レス) @page37 id: 5fde90380a (このIDを非表示/違反報告)
璃穂(プロフ) - アイル*さん» お返事遅くなり申し訳ありません、うれしいお言葉ありがとうございます!今後とも宜しくお願い致します。 (2021年6月11日 21時) (レス) id: a64256496e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:璃穂 | 作成日時:2019年6月27日 14時